11月4日(金)FXデイトレード売買方針
【 マーケット概況 】
●昨夜21時、イングランド銀行(BOE)は市場予想通りに政策金利を3.00%まで引き上げました。また、大多数のメンバーがさらなる利上げの必要性を指摘した一方で、金利が見通し通りに動けば2年間にわたってリセッション(景気後退)に陥るとの懸念を示したことも明らかになり、英景気減速懸念を意識したポンド売りが優勢。
ドルは2日のパウエルFRB議長会見を受けて、米金融引き締めの長期化観測を手掛かりにした買いの流れが続きました。10月米ISM非製造業指数が予想より弱い結果となったことで一時弱含む場面があったものの、一巡後は買い戻されました。
●ロンドン株式相場は、FRBの金融引き締め政策が長期化するとの思惑から、投資家のリスク志向が後退し全般に売りが先行。その後は米国株式相場の下げ幅縮小などにつれて買い戻しが入り、取引終盤にプラス圏を回復し反発。フランクフルト株式相場は同様に売りの先行後買戻しが入りましたがプラス圏には届かず続落。
米国株式市場は米金融引き締めの長期化観測が高まるなか、この日も景気減速懸念を意識した売りが強く、ダウ・ナスダック共に続落。
●原油先物は、米金利が上昇基調を強めると景気減速への懸念が一層高まり、エネルギー需要減少への思惑から売り戻しが先行し、弱い米経済指標の発表後には87.60ドル付近まで下げ反落。
金先物は、パウエルFRB議長の定例会見からの弱い流れが継続し下落。
【 主な経済指標 】
12月FOMCに向けての材料となる米雇用統計に注目が集まります。
【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】
昨日はユーロスイスのみ約定しましたが、BOE前には手仕舞い。-8.6pipsでした。
今日は米雇用統計を控え様子見ムードが漂う中、ユーロドルの戻り売りのみ発注します。NFP前には手仕舞う予定。
【ユーロドル】戻り売り
一目の雲上限からの戻り売りを考えましたが、おそらくNFPを控えて様子見相場となりますからそこまで戻るかどうか・・・
ストップは21EMA、利食いはFibo-PivotのS3ちょい上としました。
ドル円は当局の介入があるかどうか、注目したいと思います。NFP後下振れたらスキャルで買いも考えています。
では
今日も負けないトレードを!