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10月13日(木)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 英中銀(BOE)は緊急措置として導入した一時的な超長期の国債買い入れ終了が14日に迫る中、市場混乱への警戒感は高まっているものの、アジア時間に伝わった「BOEは国債買い入れについて、市場が必要とする場合には延長する用意があることを既に金融機関に非公式に伝えた」との一部報道を手掛かりにポンドを買う動きが広がりました。BOE広報担当者は「当初から明らかにしているように、国債買い入れは予定通り14日に終了する」とのコメントを発表し、市場の一部で求められていた期限延長を改めて否定。このことからポンド相場は荒れ気味に推移しています。一方で訪米中の黒田東彦日銀総裁が金融緩和の継続を改めて表明したうえ、この日発表の9月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため、円売り・ドル買いが優勢になりましたが、FOMC議事要旨では「多くの当局者は進行中の容認できないほど高いインフレを懸念」「インフレを引き下げるための措置が少なすぎることのコストは、多くの措置を実施し過ぎるコストを上回る」との見解が示されました。一方、「数人の当局者は経済見通しに重大な悪影響が及ぶリスクを軽減するために、一段の政策引き締めのペースを調整することが重要と主張した」ことが明らかになりドルは下押しする場面も。高インフレの長期化や欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ観測を背景に、ユーロ圏景気の一段の悪化を懸念する向きは多く、ユーロ売りが出やすい地合いのなかで、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローもあり限定的。なお、ラガルドECB総裁の「量的引き締め(QT)に関する議論を開始し、今後も継続する」「ECBは現在、政策を正常化している」などの発言は織り込み済みとあって相場の反応は限定的でした。
 欧州株式市場は、BOEからの発言で市場混乱への警戒感が高まり、更に高インフレの長期化とECBの大幅利上げ観測を背景に売りが優勢となり、ロンドン・フランクフルト共に続落。米国株式市場はダウが売り買い交錯し小反落、ナスダックも小幅続落。
 原油先物は世界経済の不確実性が高まるなか、石油輸出国機構(OPEC)の月報では、今年と来年の世界石油需要の増加幅見通しが下方修正され、売りが優勢となり続落。金先物はドル高と金利先高観から売られ反落。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

 注目は米CPI(消費者物価指数)。FOMCにとって重要な指標となります。また、BOE高官発言には引き続き警戒を。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

昨日、ユーロドルは欧州時間内に約定せずキャンセル。ポンドドルは東京時間内で約定するも途中で利食い+23.4pips。BOE発言による乱高下に警戒し手仕舞うことにしました。
 ユーロスイス0.96500押し目買いの介入注文が約定しホールド中。
 ドル円は売りナンピン4つとなっていて含み損を抱えているため、本日の注文は控えます。

通貨別デイトレンドと売買方針

 まさかのナンピンですが、政府日銀の介入はあると見込み、リスクを取りました。スイス中銀は外貨準備高から小さな介入を継続しているようにも見えます。

【ユーロスイス】

【ユーロスイス日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

 昨日の約定しているほかに下で3つ買い注文を入れています。根拠としては、SNBが数か月前からスイスフランの買われ過ぎに介入を示唆しています。過去にも介入は行われていますので、今回は具体的な介入ラインは示さないものの、心理的節目から介入は行われると想定しています。


【ドル円】

【ドル円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

売りナンピン4ポジションが分かると思いますが、この時点では大きく含み損となっています。このままホールドしますが、介入が入り次第、裁量で手仕舞う予定です。今のところ4ポジションともストップを入れていません。
意に反して介入がなく円安が続くと・・・・・選挙に反映させるだけです。


 今日の予定として、トルコのエルドアン大統領とプーチン大統領が会談しますが、決定的な解決にはならないものの、今日一日は戦術核兵器は使用されないと思います。しかし、明日以降は使用される可能性が再び高まっていくと思いますし、個人的には海中での小規模な核兵器使用、もしくは気化爆弾の使用は確実かな、などと思っています。場所はスネークアイランドでしょうか。いずれにしても核を使う命令がプーチンから出されたときに、ロシア軍が命令に従うか、もしくは一部軍部がクーデターを起こすか、というシナリオが頭を過ります。願わくはプーチン政権崩壊を祈るばかり。


では
今日も負けないトレードを!


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