8月12日(金)FXトレード売買方針
【 マーケット概況 】
水曜日の7月米消費者物価指数(CPI)に続き、昨日の7月米卸売物価指数(PPI)も予想を下回ったことからドル売りが先行しました。売り一巡後は米長期債利回りの上昇を受けて買戻しが優勢に。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の発言から米インフレのピークアウト観測は牽制されたことも要因。ドル円は小反発、ユーロドルは続伸、ユーロ円は反発。
欧州株式市場ではロンドン・フランクフルトともに反落。NY株式市場はダウ小幅続伸、ナスダックは反落。
原油先物はIEAの需要見通し上方修正により大幅続伸。金先物はドル売りにより金に買いが入るも利益確定売りが出て反落。
【 主な経済指標 】
15時の英国GDPには要注意しましょう。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日は注文を入れていません。
本日は金曜日とあって大きな調整が入る可能性があるのと本邦実需と機関投資家はお盆休みもあって薄商い。ここは素直に消極的になります。休むも相場です。強いて言えば・・・
まずユーロドル。週足で下落、日足で上昇しています。買うのであれば短期的に成行で、売るのであれば直近高値からの戻り売り、で見ています。日足一目均衡表では雲の下限が迫ってきているものの、まだ上値余地はありますが積極的に買い目線には成れませんけど・・・
水曜日の高値は当然意識されることから、1.03660からの戻り売り。ストップは03680。リミットは0290でしょうか。
ドル円は日足一目均衡表では雲の中。雲の下限でサポートされるかもしれませんが、ブレイクした時は下抜ける可能性もあるので買いは入れにくい。過去2日の安値は切り下げているものの雲の下限が意識されています。しかし何といっても雲の中に入っていることから注文しません。本邦実需の厚い注文が131の前半に入っていると思いますが・・・・・
気になる通貨はオージー円。日足の一目均衡表では雲を抜けて、21EMAも上向き。押し目買いを入れたい場面。抵抗線は近いものの押せば買いたい場面です。94のゴマルからストップはサンマル、リミットはレベル感の95ミドルでしょうか。仮に約定したときは台湾の地政学的リスクを横目に手仕舞い、オーバーウィークはしないでデイ決済を。
ポンドはGDPもあって今日は無視。通貨全般にわたって、正直な話、マーケットの反応がしんどいです。来週16日まで様子見。
今日も負けないトレードを!