見出し画像

5月16日(月)FXトレード売買方針

【マーケット概況】
=先週の振り返り=
 先週はリスクオフの流れが強まりました。注目された米CPIは伸びが鈍化したものの、依然として米金融当局が容認できない程の水準が継続しています。このことから株式市場から債権やコモディティへ流動的資産が流れる場面もありました。為替ではドルは強いものの対円ではリスクオフの円買いが強まりました。
 欧州ではECB総裁や高官などの発言から7月利上げが観測。また、地政学的リスクを背景に、フィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟を申請しました。これにより対ロシアとの対立関係が強まっています。
 英国では1%への利上げが決定されているものの、景気後退が懸念され売り圧力が強くなっています。さらに、南アイルランド地方選挙では与野党逆転し、政局の不安定さが浮き彫りになりポンド売りに拍車がかかりました。  
 ウクライナ戦争では露軍の後退が伝わってはいるものの、未だ停戦の糸口も見つからず、長期化の様相。さらには中国のロックダウン継続は世界経済への悪影響を与えることから、市場はリスクオフとなり不安定な週となりました。


【 主な経済指標 】

本日の経済指標と要人発言


【 昨日の結果と本日の売買方針 】
 先週は金曜日の注文が約定せず。週次PLは-36.9pipsとなり、月次累計206pipsとなっています。

本日の売買方針

 本日は月曜日ということもあり慎重に通貨を絞ってトレード。また金曜日が様子見であったことで値動きが乏しく、今日のテクニカルが弱いことからリスクリワード重視でレベル感を織り込んで注文します。
 ドル円は金融政策の乖離によりドル買いで。しかし実需の本邦勢が本格的に参入開始しているようにも見受けられ、欧米勢の動きがどう出るのか見極めてたいところ。今日は様子見です。
 ユーロとポンドは対ドルでは弱く売り目線は継続。資源国通貨は中国のロックダウンにより売り継続と見ています。ただしテクニカルではリスクリワードを確保できる通貨が少なく、今日はユーロドル・オージードルで注文します。


今日も負けないトレードを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?