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8月26日(金)FXトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 ジャクソンホール会議が始ったこの日、ジョージ米カンザスティ連銀総裁はワイオミング州ジャクソンホールで「インフレと労働市場に関する主要指標の発表がまだ残っているため、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅を予測することは時期尚早」などと述べたほか、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「金利を上げてからすぐに下げるというスタンスではない」「(金利)3.4%を超えたらしばらく様子を見ることが望ましい」と発言。また、ブラード米セントルイス連銀総裁は「高インフレは多くが予想している以上に持続する可能性」「年末までに政策金利を3.75-4.00%に引き上げたい」との考えを示しました。
 マーケットでは米長期債利回りは前日に高水準を付けましたが、低下に転じて相場を押し下げた形になりました。また、ユーロ圏でのオランダ天然ガス先物が高騰し、同圏景気後退懸念からユーロが売られる展開になっています。ドル円は小反落、ユーロドルは行って来いの小反発、ユーロ円は反落。 
 欧州株式市場はロンドン小反発、フランクフルト続伸。米国株式市場はダウ・ナスダック共に続伸。
 原油先物はイラン核合意の可能性思惑から反落。金先物は国債金利低下から買いが入り続伸。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標とイベント・要人発言


【昨日の結果と本日の売買方針 】

 ユーロドルは建値ストップ。ユーロスイスは買い注文を入れたまま。

 本日は23時にジャクソンホール会議においてパウエル議長の講演がありますので、ノートレード。

通貨別デイトレンドと売買方針

ジャクソンホールでの要人発言に要警戒。事前予想はパウエル議長のハト派的発言に傾いていますが、だからと言ってそれを想定したトレードは愚の骨頂です。負けないトレードを目指すのなら、今日はノートレードを!

 ちなみに私のユーロスイス買い注文は過去のファンダメンタル的経験値から考察したSNB介入の可能性を前提とし、尚且つ資金管理上で想定したリスクを取れることから逆張りの注文となっています。これは予備の別口座を使った注文なので、運用本体には支障ありません。そこまで明確な戦略があれば本日のトレードもいいのでしょうが、ジャクソンホール会議というのはテクニカル上で判断できるモノではありません。こうなるはずだ、とか、こう動いて欲しい等の思惑は危険です。
 たとえリスクが3%未満であっても今日のトレードはギャンブル以外の何物でもありません。今日のトレード結果がもし仮に大きな収益をもたらしてもそれはあなたのトレードスキルを向上させたことにはなりません。逆に混乱を招く事に繋がります。
 米雇用統計は毎月第一週に発表されますが、発表前に買いか売りかでギャンブルトレードするのと本質的に同じです。


「休むも相場」を忘れずに!
トレードしない勇気も必要です。

では
今日も負けないトレードを!

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