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11月1日(火)FXデイトレード売買方針
【 マーケット概況 】
●米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを続けるとの思惑から全般にドル買い。スナク英首相とハント英財務相が市民全員に対する増税は避けられないとの見解を示したことが嫌気されポンド売り。10月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が前年同期比で1997年の統計開始以来の最高水準まで上昇したことを受け、ユーロ圏の景気悪化懸念を嫌気されユーロは売り。
●ロンドン株式市場は英政府高官が銀行への追加課税を検討との見方を否定したと伝わると金融株が買われ反発。フランクフルト株式市場続伸。米国株式市場は今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利益確定目的の売りと米長期金利が上昇したこともありダウ・ナスダック共に反落。
●米国債券相場は米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げ姿勢を維持するとの思惑から債券売りが出て10年物国債利回りは薄商いの中で一時4.1103%前後まで上昇しました。
●原油先物は10月中国製造業PMIが2カ月ぶりに50を割り込んだため同国の景気停滞に伴うエネルギー需要減への懸念が高まり時間外から売り優勢となり続落。金先物はドルが対ユーロなどで堅調に推移し、割高感が生じたドル建て金の上値は重く続落。
【 主な経済指標 】
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【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】
昨日はユーロポンドの戻り売りが約定しましたが、ユーロの経済指標が堅調な数字となり途中下車。-6.7pips でした。
本日はドル買いを絞って入ろうかと思います。FOMCが明日深夜帯で政策金利を発表します。それまで相場は様子見となり薄商い。方向感が掴めないのでドルスイスの押目買いとしました。引き続き日銀介入を警戒しつつ、米長期債利回りを横目に慎重なトレードとなります。
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【ドルスイス】
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日足では21EMAを割り込む場面もありましたが、総じて底堅く見えますが上値も切り下げていて三角持ち合いにも見えます。いずれにしてもトレンドフォローから見て押し目買いを選びました。
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押目は日足のフィボナッチと5SMAが重なっていている61.8戻し。正直、怖さもありますが月初めということもありリスクを取りました。
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21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース
ストップは浅めの、0.99400です。Fibo-PivotのS3ちょい下としました。ここを抜けると下落に勢いがつくように見えます。
リミットは昨日の高値付近R1のちょい下とします。リスクリワードは2以上あるのが分かると思います。これはトレードする上では絶対に確保すべき数字だと思いますので意識してください。
10月の集計は現在進行中です。細かい数字は出していませんが、月次+266pipsとなっています。稼働日数21日なので日次目標の20Pは未達でした。介入期待ポジションの損切がロス。最終的には取り返したのですが、収益が少なかったのは反省ですね。過去の介入時は爆益を得たので、つい介入に期待するトレードになりました。非常時とはいえ危険を察知できず思い込みでトレードするという暴挙に出てしまったことは反省すべき。
では
今日も負けないトレードを!