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9月19日(月)FXトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 金曜日の東京マーケット後半から始まったポンドドルの急落をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行。17時前に一時0.9945ドルと日通し安値を更新しました。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢。インフレ抑制のため欧州中央銀行(ECB)も積極的な金融引き締めを続ける姿勢を示しており、ユーロ買いが入りやすかった事も一因。NY市場に入ると、米消費者の期待インフレ率が昨年来の低水準を付けたことで米長期金利が低下。全般ドル売りが活発化し、一時1.0036ドルと日通し高値を更新しました。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時109.48まで低下。米ミシガン大学が発表した9月消費者態度指数(速報値)が59.5と予想の60.0を下回っています。ドル円反落、ユーロドル続伸、ユーロ円反落、ポンドドル続落。
 欧州株式市場はロンドン反落、フランクフルト続落。NY株式市場はダウ・ナスダック共に続落。
 原油先物は売り買い混じって横ばい。金先物は調整買いが入り反発。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標とイベント・要人発言


【昨日の結果と本日の売買方針 】
 
 金曜日は連休前もあって調整局面回避でドル円の成行き買いのみ。NY前には手仕舞ってプラス32.6pipsでした。

通貨別デイトレンドと売買方針

 今週は超イベント目白押しとなっていて警戒しなければなりません。FOMC、ECB、延期になったMCP、SNB、日銀など政策金利発表があります。その時間帯でのトレードは避けましょう。

【ドル円】
 本日は、午前9時過ぎにバイデン大統領の台湾発言がきっかけでドル円が一時的にリスクオフで下落。そこから成行きで買っています。日本・英国・カナダが休場のため流動性が低くなると思いますが、ドル円は金利差からドル買い目線は変わりませんので、安心して押目を買う形。

【ドル円日足】フィボナッチ

 

【ドル円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

ドル円日足チャートでフィボナッチを直近高安で引くと、61.8と7月高値が妙に一致しているので、地政学的リスクの高まりからドル円がリスクオフに傾くとそこまで今週は押すかもしれません。
 また一方で、ヘッドラインでは本邦政府筋の単独介入情報が流れていますが、マーケットは不可能と見ていますし、個人的にもプラザ合意を反故にすることはありえないと考えていますので、AIの反応はあるにしてもトレンドは変わらないので押目を狙うだけ。ショートカバーなどの調整には引き続き警戒しながら利確をするイメージです。
 追伸:本日のドル円は利確しました。



【ポンドドル】

【ポンドドル】一目均衡表・21EMA(黄色)

 ポンドドルは歴史的な下値更新しましたが、今日もその目線は継続。浅めの戻り売り。

【ポンドドル月足】

MT4のヒストリカルデータが足りなかったので、JFXのマトリクストレーダーのチャートを出してみました。歴史的な節目だったことが分かります。

【ポンドドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・RCI

黄色の移動平均線は日足ベースの21EMAです。ダウントレンドは継続されていますが21EMAから乖離していますので、時間調整に入る可能性もありますが、基本的には戻り売り目線。売りが集まるとショートカバーになる可能性もあり、今日は東京ロンドンが休場で薄商いが予想されますから、注意が必要です。ストップは広めですがリミットは昨日の安値ちょい上としました。



【 所感・・・・・知らんけど 】
 17日プーチン露大統領「今後、ウクライナに対する攻撃はより深刻になる可能性」の発言からユーロ売りに傾くと思われます。それよりも、イランからの兵器提供のほかに個人的な思惑ですが、中国裏斡旋による北朝鮮の軍事支援も考えられ、ウクライナ戦争は予断を許さない段階にきています。ウクライナとロシアの落としどころは見えず、停戦以上終戦以下でのソフトランディングはプーチン失脚しか残されていません。つまり西側の支援が続く限りウクライナの軍事的な優勢は変わらず、ロシアの勝利は遠い形となっています。
 イラン製ドローンの提供を受けようともウクライナの軍事的な優位性は変わらず、ロシアは戦術核兵器もしくは大量殺戮兵器の使用に追い込まれると思います。本日早朝にバイデン大統領がTVインタビューでこの件に触れ「使うな」を3回連呼しました。つまり、使う可能性が非常に高まっていることを意味していますので、地政学的リスクは一段の高まりを迎えています。


では
今日も負けないトレードを!

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