4月6日(水)FXトレード売買方針
【マーケット概況】 米ブレイナードFRB理事が金融引き締めに積極的な内容の発言をしたことで米長期債利回りが上昇、ドル買いが優勢になりました。ユーロはウクライナ戦争での新たな懸念から対ロシア追加経済制裁を意識され売られる展開。米株式市場は金融引き締めを嫌気されダウ・ナスダックともに反落。原油先物は、大規模な米国の備蓄原油放出を受けて値を下げましたが、需要圧迫の中で投機的な売買が交錯。直近のポジション調整もあって上値重く反落。金先物は米長期利回りの上昇からドル高が強くなり売られる展開。
【経済指標】
FOMC議事録の内容に注目が集まります。
【昨日の結果と本日の売買方針】
昨日の約定はカナダ円の指値買い、ポンドドルの戻り売り。ポンドドルは欧州時間から約定しましたが下値を切り下げることもなく堅調に見えたのでNY前には手仕舞い。結果、カナダ円+56pips、ポンドドル+7.3pips でした。
本日はドル買いユーロ売り。ウクライナ戦争は新たな懸念により停戦協議の再開目途が立たず、ロシア側要人発言を横目にユーロ売りとします。円については昨日に本邦高官と黒田総裁から発言があり、「悪い円安」に警戒感を示しました。これを受けてクロス円は動きが鈍くなるかもしれません。強いドルとオージーを円に絡めて、他ペアはドル買いユーロ売りというイメージ。但し、フランについては中銀が過度なスイス買いを懸念しており、介入を示唆しているので、特にユーロスイスではパリティ割れからユーロスイス押目買いという目線です。ちなみに直近安値が0.99718なので、0.9980からの買いで考えています。 ドル>オージー>ユーロ・ポンド>円 というイメージ。ですが、要人発言には引き続き警戒し、ネガティブ発言が出た場合はポジションを手仕舞います。
今日も負けないトレードを!
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