11月17日(木)FXデイトレード売買方針
【 11/16 マーケット概況 】
米連邦準備理事会（FRB）が利上げペースを減速するとの見方が強まる中、ドル売りが先行。10月米小売売上高が予想を上回ったこと、欧州中央銀行（ECB）理事会メンバーから大幅な引き締め継続に慎重な発言が相次いだことからユーロ買いが弱まる形に。ドルの上値を抑えたのは米長期債利回りの低下。値動きには方向感が弱い印象となりました。
欧州株式市場は、ウクライナ情勢の不透明感が相場の重しとなり、ロンドン続落・フランクフルト反落。米国株式市場は先週の大幅高を受けて調整売りも出て、ダウ・ナスダック共に反落。
原油先物は地政学的リスクの高まりによる景気後退懸念から需要への不安が高まり反落。金先物は米金利とドルに揺さぶられる形となり小幅続落。
【 主な経済指標 】
【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】
昨日は約定せず。
本日は英政府の中期財政計画が発表されます。前回のようにトリプル安を誘引することはないとは思いますが、警戒した方がよさそうです。よってポンドは除外。ユーロについては経済指標の堅調予想から買い目線。米ドルは引き続き売り。円は神田シーリングの観測が140円台後半だと思いますから打診で140円前半で売ってみます。要人発言ではFRB関連も注目されますが織り込み済み。注目はMCP関連要人発言となります。
【ユーロドル】買い
アップトレンド継続中ですが気になるのはTDシーケンシャルが「９」をカウントしました。今日の終値が月曜日の安値を下回る場合はトレンド転換になる可能性もあります。しかし、ファンダメンタルズではドル安は継続中。
21EMA（黄色）・５SMA（ピンク）は日足ベース
浅めの押目から。昨日のNY安値からエントリー。ストップは東京安値。利食いはFibo-PivotのR3としました。
【ドル円】売り
一目の雲の中です。下限が切りあがっている中でレンジ内の動き。方向感に乏しいという印象。時間調整中と見ています。神田シーリングは140円台の後半にあると思いますので、打診気味にエントリーしたいと考えました。
21EMA（黄色）・５SMA（ピンク）は日足ベース
値動きの少なさからFibo-Pivotは縮小していますが、レンジを想定してレベル感で入ります。140.200エントリー、140.550ストップ、138.500利食いで。
地政学的リスクの高まりと英国政府からの新財政政策（改め）に揺さぶられそうな気配。リスクは取らず、通貨ペアも値動きの少ないものから選びました。ここは焦らず確実にプラスを狙うトレードを心掛けたいところです。
今日も負けないトレードを！