2月8日(火)経済指標と売買方針
【昨日の市況】 NYではドル円が3営業日ぶりに反落。前日の高値は重く調整局面に。一時、米債利回りが高値水準になったこともありドルが買われる場面も。ラガルドECB総裁発言ではやや消極的な内容もあって早期利上げへの期待が後退しユーロドルは伸び悩み、方向感のない動きでした。
【経済指標】
特に注目イベントはありません。
【売買方針】
ユーロドルは買い材料が乏しくまたテクニカルでもサポートラインがしっかりしていることからもみ合いかと。昨日の高安を参考に買いから。ドル円の昨日は約定するも決済ならず持ち越しています。方向感は買い継続。ユーロスイスについてはストップをタイトにして戻り売り、昨日の高値ちょい下からpivot-fivoのサポート3を目標。
【所感】米CPIとウクライナと・・・・ FOMC3月利上げ0.25%は織り込んでいますが、0.5%の声も聞こえます。更には年内の利上げ回数は3回が妥当なところと思いきや、5回という機関投資家もあって、錯綜気味になっています。そこで気になるのが10日の米CPIの結果です。パウエル議長にはダッシュボードがあるのかどうか知りませんが、CPIは少なからず参考にしてくると思います。米国でのコロナ感染者数も減少しており、経済指標の今後に注目したいところです。 ウクライナ情勢については、昨日のドイツ外相のコメントが気になりました。米国つまりNATOとの足並みは揃え、有事の際は断固とした経済制裁などの対応をするという事。天然ガスのパイプラインには依存しない事にもなり、NATOはガチガチに固まりつつあります。ロシアは侵攻するとは一言も言っていない中での次の手に注目です。前回の侵攻は親ロシア派を守るために軍事派遣しました。今回も最低限同じ理由で一部エリアに限定した軍事派遣ぐらいしてもおかしくないので、NATOとしてどこまで関与するのか気になります。
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