3月16日(水)本日のFX売買方針
【市況】調整局面 ドル円は、FOMCを前に大きな方向感は出ないものの、NY時間で米長期債利回りが上昇したためドル買い円売りが強まりました。ダウが670ドル越え好材料となりドル円は上昇、118.40円まで買われる展開。 ユーロドルは日本時間ではユーロ買いが進むもドイツZEW景況感指数が予想を大きく下回りユーロ売りが強まりました。ウクライナの停戦協議への期待が後退したこともユーロ売りに繋がりました。 またECB総裁発言では既出発言を継続しており新たな材料とならず。 原油先物は調整局面での売りが進み、中国でのロックダウンにより需要の低下が見込まれ売りに拍車がかかる展開でした。 金先物はポジション調整からストップを巻き込みながら、米長期金利利回り上昇によって売りが加速した状況に。
【経済指標】パウエル議長発言に注目
【売買方針】ユーロ売り
昨日のユーロドルは約定するも停戦協定の期待感から大きく下げず、ECB総裁発言前に手仕舞いました。(+14pips) イレギュラーな発注の金CFDは欧州前に指値まであと僅かのところで約定せず、JFX小林社長のジンクスに則って注文は取り消し。チャートでは絶好の押目に見えましたが、年初からの高安での半値1924.90ドルは終値で割り込みました。6割戻しまでの価格帯はサポートゾーンにも見えますが、ここからの買いは、21日EMAも割り込んでいることからも、難しくなりました。裏付けるようにTDシーケンシャルも買い「9」から反転し、今日で売りの「3」を確定しています。
地政学的リスクからユーロとポンドが売り、資源国通貨は買いとしました。ユーロドル以外は表にもある通り検討中としてます。今日はFOMCを控えて様子見相場となっていますので注文は慎重に。 ドル建てロシア国債利払い期限が本日。米ドルでの支払いができない場合、デフォルトの可能性が高まることから要警戒。デフォルト認定は30日後の4月15日となります。
今日も負けないトレードを!