5月27日(金)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
昨日の黒田日銀総裁「金融市場の安定確保した出口戦略、十分可能と思う」などの発言を受け、市場は円買いで反応しました。米長期債利回りは2.70%台まで低下し円買いに拍車。長期金利上昇と欧州株が大きく上昇したことで円売りに傾きますが、NYに入り長期金利の上昇幅を縮めたことでドル円は127手前で落ち着きました。ユーロはECB金融政策の早期正常化に期待する動きとなり堅調でした。
欧州株式市場はフランクフルトとロンドンは続伸。米株式市場はダウ・ナスダックともに続伸。
原油先物は上海のロックダウン緩和と需要の高まりを受けて大きく上昇続伸。金先物は利益確定の動きも出ましたが、米金利が日通し低下したことで買い戻しが優勢となりジリ高。
【 主な経済指標 】
日銀の国際カンファレンス最終日。FRBとECB高官の発言があります。
【 昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日は2注文のうちドルスイス売りのみ約定、途中手仕舞いで+23.7pipsでした。
月末金曜日で更に米国市場は月曜日休場ということもあり、ポジション調整の動きに注意。目線はユーロ買いから通貨を絞って入ります。
ドルスイスは欧州まで様子見とします。今月から自己トレード内容を見直しているので注文乱発は避けています。
ドル円は戻りを引きつけ過ぎにも見えますので欧州前に一度調整するかもしれません。
FRB議事録要旨ではハト派傾倒が表面化していますが、個人的にはFRBの慎重な景気観察がより慎重になっているということで解釈しました。その中で本日の米指標として重要になるかもしれないコアPCEが発表されます。予想との大きな乖離はサプライズとなりますので注意した方がいいと思います。指標発表前には手仕舞う勇気も必要ではないでしょうか。
今日も負けないトレードを!
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