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6月24日(金)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
昨日、ユーロドルは下落。ユーロ圏経済指標の低下とドイツの天然ガス非常警報によりユーロ売りが先行。ドイツ長期債利回りも低下。NYでは米経済指標が弱い結果となりドルが売られ下げ幅を知事める場面も。ドル円は小幅軟調。135円台でのもみ合いの後、指標低下によるリスクオフの円買いが強まりました。ロンドン・フランクフルト株式市場は続落。欧州債券市場は上昇。米国株式市場はハイテク株や消費関連株に押目買いが入り、ダウ・ナスダック・SPは反発。原油先物は景気後退と湯用減速の懸念から続落。金先物はドル高により続落。
【 主な経済指標 】要人発言には警戒
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15時の本邦要人発言に注意。特に鈴木財務相から口先で通貨介入示唆が出ると円が大きく買われることになります。金曜日ということもありますから調整の動きと重なって乱高下するかもしれません。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日のドル円とスイス円はストップ。-65pipsでした。ユーロドルは約定せずキャンセルしています。
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本日は昨日のFRB議長の議会証言を無事終了しているものの金曜日ということもあって調整も視野に。注目すべき米指標が無く、欧州クローズ前に要人発言があるくらい。日米の金融政策の乖離からドル円の押目買い、SNB要人発言と外貨準備高減少からスイス円の押目買い、ドルスイスの戻り売りから。ユーロドルは押目買いを考えましたが、日足の一目均衡表では雲の下限が直上にあり、そこからの戻り売りを選びました。
世界経済が後退する可能性が高まる中で、各国の利上げが進んでいます。しかしながら本邦はマイナス金利が継続。これはマーケットの思惑と乖離しており、SNBのマイナス金利政策ですら目先維持するものの予想より利上げが進み、EUも大きく利上げせざるを得ない状況。当然、日銀も利上げに踏み切るのではないかという憶測がマーケットで織り込まれつつありました。昨日の元官僚の介入示唆発言で、海外投資家とAIは素早く円買い反応。しかし、現状維持が伝わると売り戻される形に。
15時の本邦要人発言には警戒。手負いの熊、何を言い出すか保証できません。
今日も負けないトレードを!