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10月24日(月)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 次週にECB、BOEなどの政策金利発表を控える中、ドル円は150円台前半でのもみ合いとなっていましたが、時間外の米10年債利回りが4.26%台まで上昇したことに伴い、じわりと上値をうかがう動きに。昨日からのドル買いの流れが継続するなか、一時150.43円と1990年以来の高値を更新。ドル買い円売りが先行。21時30分過ぎに一時151.95円と1990年7月以来32年ぶりの高値を更新。ただ、NY勢が本格参入する時間帯に入ると一転売りが優勢に。米ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者は最新の投稿で「11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では通常の3倍にあたる0.75%の利上げを決め、12月に0.50%に利上げペースを落とすかどうかを議論する公算が大きい」「一部の当局者は過度な景気悪化を警戒し、利上げ減速や来年早々の利上げ停止を求めている」と指摘。米利上げ減速観測が高まると、米金利が急低下しドル売りが広がりました。23時30分頃から政府・日銀による円買い介入が行われ、一時146.23円まで急速に値を下げました。日経新聞は関係者の話として「政府・日銀は為替介入に踏み切った」と報じ、市場では「WSJの記事で米利上げ減速観測が高まったのを見計らったかのような絶妙のタイミング」「週末のNY時間に介入はないだろうと予想していた投資家は多かった」との声も聞かれました。ドル円は13日ぶりの大幅反落。ユーロドルは続伸。ユーロ円は介入の動きに引かれ反落。
 欧州株式市場、ロンドンは政治の先行き不透明感から売りが先行するも、米国株式市場が持ち直したことで買いが波及し続伸。フランクフルトは売りが先行後買戻しが入るも下げ幅を縮める程度で反落。米株式市場は、米長期金利が15年ぶりの高水準を更新すると、株式の相対的な割高感が意識されて売りが先行。一時120ドル超下落しました。ただ、WSJ記事をきっかけにFRBの利上げ減速観測が高まると、米金利の低下とともに株買いが膨らみ、ダウ・ナスダック共に大幅反発。
 原油先物は、FRBの利上げペース低下憶測から買いが強まり上昇。金先物は米長期金利の低下とドル売りから買いが強まり続伸。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

22日中国共産党大会が終了し、延期されていた経済指標が出ています。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

 金曜日はユーロスイスの押し目買いは押目も浅く上昇したため欧州時間でキャンセル。ユーロドル戻り売りは欧州前に約定し米国時間前にリミットし+90pips。気になるドル円売りはNY直前にロスカットに抵触し、保有ポジションが2つに減る中で、ついに介入を迎えることになりました。介入幅は5円を想定していたので151円からの下げは146のミドルを目安にし裁量で手仕舞い。ただし、スプレッド拡大により約定が遅れ146の後半での手仕舞いとなっています。2つのポジションの買戻しで+614pipsでした。

 今日は当局の2回目介入後の月曜日。窓開けから始まったドル円はじり高の様相のなか、149円後半から3日目の介入が実施されました。
 また今週は政策金利発表が続く重要な週でもあります。26日カナダ銀行、27日欧州中央銀行、28日日本銀行、28日ロシア中央銀行と続きます。当然各中央銀行総裁の記者会見に注目が集まります。
 このことからマーケットは本邦介入も併せて神経質な動きとなると想定。FOMCの動向として、FEDウオッチャーとして著名なウオールストリート紙のニック・ティミラオス記者による12月には利上げペースを落とすかの議論がされるとの記事や、サンフランシスコ連銀総裁が「利上げペースを緩める時期に近づいている」などの発言もあり、ヘッドラインには警戒。

通貨別デイトレンドと売買方針

 売買方針ですが、ポンドは前ジョンソン首相不出馬から買い、強いドル買い、スイス買い、ユーロ売りから組み立てます。円は売りに変わりませんが様子見です。

これから外出の為、チャートは省略します。

では今日も負けないトレードを!

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