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8月9日(火)FXトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 月曜日は材料も少ない中で、米長期債利回りが低下。金曜日の上げ幅を半値付近まで戻す形。これによりドルが弱くなりました。市場では目先の米CPIを前に様子見が先行したとの声も有った模様。ドル円は小反落、ユーロドルは小反発、ユーロクロスは下落が多くユーロスイスは0.9718まで下げています。
 ロンドン株式市場・フランクフルト株式市場は、時間外のダウ先物の上昇を受けて買いが先行し反発。ニューヨーク株式市場はダウは小幅続伸、ナスダックはエヌビディアの業績不振からハイテク株に売りが波及し、小幅下落。
 原油先物は景気減速の警戒感が薄まったことで続伸。金先物は米長期債利回りが下落したことで金が買われ反発しました。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標


【昨日の結果と本日の売買方針 】
 昨日の注文のうち約定したのが3つ。結果としてAUDUSDは-25pips、USDCHFは-12pips、USDJPYはホールド中で+35pips付近で推移しています。

通貨別デイトレンドと売買方針

今日のアジア時間ではシンガポールが休場のため流動性が低く、また明日の米CPIを前に様子見相場と考えていますが、CPIは米国ガソリン価格の低下により前回よりも落ち着くと見て、ドル買い目線は変えていません。つまり、今日は調整に入っても限定的だろうという想定です。とはいえ、今日から仕込むのも早急だと思いますので、今日のオーダーは無しとします。


トレードアイディアとして、強いて言えばオージー円です。

AUDJPY日足・一目均衡表

日足では一目の雲を抜けて、遅行線(緑線)がローソクから抜けています。転換線と基準線が雲の中にいますが、これを見ると、雲の上限から押し目買いに見えます。雲の上限は93.600付近。

AUDJPY時間足・Fibo-Pivot

93.600買い 93.290ストップ 94.700リミット で考えました。
押目93.600とした理由
①一目均衡表の雲の上限93.595
②日足21EMA(黄色)がサポートする可能性
③フィボピボのサポート1が21EMAの直下にある
さらに

AUDJPY日足・ディナポリチャート+21EMA(標準)

④ディナポリチャートでのクロス

AUDJPY日足・ダウトレンド+フィボナッチ

⑤直近高安のフィボナッチ38.2がサポートとして機能するように見える。

以上の理由からオージー円の買いも面白いです。しかし、資源国通貨として対中国の依存が高いオージーなので、地政学的リスクによって売られる可能性もあります。これは内包されたリスクも考慮しないといけません。マーケットはまだ織り込みつつあると見ていますので、ファンダメンタルズで考えるとリスクは取れず、私は買わないかな~と思います。しかし、テクニカルではとても面白いので今回取り上げてみました。

ご参考になれば幸いです。


今日も負けないトレードを!

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