5月18日(水)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
昨日の欧州時間では要人発言などでECB大幅利上げ観測が高まりユーロ買いドル売りの流れとなりました。中国でのロックダウン解除の見通しも立ったことから欧州株式市場は堅調な動き。ポンドも英雇用統計の良い数字で買いが強まりました。しかし後半はパウエル米FRB議長の発言を前に様子見ムード。NYに入り、4月米小売売上高市場予想通りとなったものの、前回数字が上方修正されたことから好感されドル買いが先行。パウエル議長発言後は米長期金利が上昇しドル買いが入りましたが上値は限定。
米株式市場は中国のロックダウンによる行動制限の緩和によりアジアと欧州株式市場が堅調になった事から、ダウ・ナスダックともに上昇。
原油先物は前半買いが強まっていたものの短期勢のポジション調整が入ったのか上値は重い展開で反落。金先物は買いが先行するも米長期金利が上昇し金の売り戻しが入ったことで小幅な上昇となりました。
【本日の経済指標】
英国とカナダの指標には注目。
また、G7が今日から20日までドイツのボン市において開催されます。要人発言には注意。ECBの大幅金利引き上げは織り込んではいるものの、引き続きEUのCPIが発表されますのでここにも注目。
【 昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日はオージードルのみ約定したもののストップで-20pipsとなりました。米ドルは中長期トレンドの調整局面と見えておりましたが、ここまでユーロが強くなるとは思ってもいませんでした。
本日はドルはスクウェアに考えて、円は売り、ユーロ上値は限定的かもしれず除外。
昨日豪州準備銀行理事会要旨では労働市場の改善から利上げに積極的というエビデンスが出ているのでオージーを買い。そこから、ドル円買い・オージー円買いとしました。
ドル円は一目の基準線に挟まれていて上抜けが期待されますがレンジになる可能性もあり、悪い方で考えて日足21EMAが今週の下限と見て、その上のFibo-PivotのS2から押し目買いとします。ストップは21EMAの下でS3の下にします。
オージー円は日足で21EMAに頭を押さえられていますが、ファンダでは中国の景気後退がやや払拭されたことを受けてバイと判断し、押し目を時間足でのサポートを90.120としました。Wトップからの下落とも見えますが3回目の高値狙いを試す動きになると考えています。一目では雲を抜けきっておらず上限でヒゲを伸ばす程度ですが、月曜日からのロング勢ストップを4割もしくは半値戻しで狩ったあと上昇するのではないか、と想定しました。またGMMAのショートがロングを抜け切っていないまま上昇しています。ファンダでは買いたいが、テクニカルでは売りたい場面。ではここは何を基準にするのか。週足とファンダメンタルズとします。TDシーケンシャルも昨日に上昇1を付けたことですし・・・・・
ユーロドル。1.03480のサポートが強く見えます。中長期でのチャートでは下落トレンドの中の戻り売り場面かもしれませんが、ファンタメンタルズではユーロは買い継続。パリティ割れも見据えていたのでここからの買い目線は気持ちが悪いです。
日足基準で検証すると
①21EMAがすぐ上にある事
②今日の終値でTDシーケンシャルが確定する事
③3月31日高値からの直近安値で4割戻しが1.0670辺りにある事
④ディナポリチャートの先行線がクロスしようとしている事
⑤マックDとストキャスティクスはブル継続
⑥RCIは売れ過ぎの中で短期線は上昇中
以上のことからスクウェアとしました。
もし、注文するならばショート(戻り売り)です。
1.05850からストップ1.06100としてリミットはピボットちょい上で1.05120でしょうか・・・・・そこのサポートは強いんじゃないかなと感じました。
では、今日こそ負けないトレードを・・・・祈ります・・・・・