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10月7日(金)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 昨日は、英国の長期金利に再び上昇圧力がかかる中、欧米株価が下落したことを受けてリスク・オフのドル買いが優勢。英中銀(BOE)が国債の買い入れを減らし、債券需給が緩むことへの警戒感が浮上。英30年債利回りは一時4.397%前後まで上昇し、9月28日以来1週間ぶりの高水準に。市場では「BOEの市場介入が限定的なものにとどまる」との見方が強まり、債券売りとなりました。欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨では「高インフレが定着するとの懸念が高まる中、経済成長鈍化を代償にしても積極的に金融政策を引き締める必要がある」との見解から、ECBの大幅利上げ継続がユーロ圏の景気悪化につながるとの懸念も高まりました。NYの取引時間帯に入ると、米10年債利回りが3.84%台まで上昇したことを手掛かりに全般ドル買いが活発化。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことが伝わるとドル売りが先行するも限定的。ユーロドル続落、ドル円続伸、ポンドドル続落、ユーロ円続落。
 欧州株式市場は、英石油大手シェルが発表した業績見通しの内容が嫌気されて同社株が大幅に下落し他のエネルギー株にも売りが波及、欧米の長期金利に再び上昇圧力がかかる中、欧州各国の株式相場が下落し、ロンドン・フランクフルト共に続落。米株式市場は米雇用統計を前に調整売りが優勢、米長期金利が上昇したことで、株式の相対的な割高感から売りが強り、ダウ・ナスダック共に続落。
 原油先物は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国や他の主要産油国による枠組みOPECプラスによる日量200万バレルの減産を受けて買われましたが、ドル高と欧米株安から景気後退懸念は払拭できず上げ幅は限定的で小幅続伸。金先物は、米金利上昇とドル高により売りの思惑と、欧米株の下落からリスク回避の金買いもあって方向感に乏しく横ばい。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

米雇用統計に警戒しましょう。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

 昨日は約定せず。値動きに対して指値が深すぎました。

 本日はドル買い目線で、米雇用統計前には手仕舞うようにします。

通貨別デイトレンドと売買方針

【ユーロドル】

【ユーロドル日足】一目均衡表・21EMA(黄色)・ATR(14)

ダウントレンドのまま、昨日の終値は21EMAを下抜け、一目の転換線あたりで止まりました。今日は浅めに売りを仕掛けます。

【ユーロドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

水曜日の安値近辺と昨日の高安4割戻しを狙い、戻り売りを発注。ストップと利食いは共に浅め。

【ポンドドル】

【ポンドドル日足】フィボナッチ

ポンドドルも基本的にはユーロドルと同じです。

【ポンドドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・RCI(14)

エントリーポイントもユーロドルと変わらず。


【ユーロスイス】

【ユーロスイス日足】一目均衡表・21EMA(黄色)ATR(14)

一目均衡表では雲の中で押し戻されていますが、テクニカルというよりはロング勢のストップ狩りと利食いの動きに見えます。21EMAは上向きで押目狙いです。SNBの細かい介入が功を奏している印象です。

【ユーロスイス時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・RCI

時間足に日足ベースの21EMAと5SMAを入れているのですが、水曜日にクロスして反転、デイでは買いを示唆しています。SNBの奮闘に期待します。

【ユーロスイス日足】フィボナッチ

 蛇足ですが、日足でのフィボナッチでは、4割戻しと21EMAが符合し、押し目買いとしました。

【ドル円】

【ドル円日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

 見ての通り、上昇三角持ち合いにしか見えませんが、それを阻むのが本邦当局のドル売り介入。

【ドル円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

方向感あるのに方向感を遮るものがあって、心電図状態になっていますが、今日の雇用統計を敢て利用しようと目論んでいます。

 米雇用統計ですが、目安となるADPでは弱い結果となっているものの、ADPの集計方法が先月から変更されていて参考にするには微妙な印象。いずれにしても、雇用統計前にはポジションは閉じて、雇用統計の結果でドル円が大きく下げるようなら買いで考えてみます。市場予想は前月よりも減少する見込みですが、雇用統計が予想を上回るポジティブサプライズだった場合は、11 月のFOMC での0.75%利上げ、そして12 月のFOMC では0.50%の利上げ確率が高まり、予想を下回るネガティブサプライズだった場合は、11 月の利上げが0.50%となる可能性が高まります。ポジティブサプライズだった場合、ドル買い圧力が強まりますが、これを本邦当局がどのように対処するのか注目されます。米国時間で介入が行われるかどうか見守りたいと思います。145.90までの乖離は狭いので介入警戒感は高いと判断し、SLとTPは入れずにロットを落として146ジャストから売りを入れてみます。


まあ、普段のトレードからはやりたくないのですが、ロットを落として本邦当局と勝負します。


では
負けないトレードを!

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