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1月21日(金)経済指標と売買方針
【市況】 昨日は欧州株堅調からユーロ買いが先行しましたが、一巡後軟調に。ウクライナ情勢の緊迫化もあったものと思われます。ドルは米金利が低下したこともあって売りに。総じて売り買い交錯していた感がします。このことから相場全体は調整局面でした。米国株式指数は下げ止まって調整入り。但しVIX指数は週足でのMACDがプラ転しゴールデンクロス。このことから米株式指数では足場固めて更なる下落も考えられます。
【経済指標】
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8:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨(21年10月開催分)が公表されました。一読をお勧めします。https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2021/g211217.pdf
【売買方針】ユーロ売り
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金曜日ということもあって地政学的リスクを踏まえ週越し解消の動きになるかもしれません。欧州時間内にウクライナの動きがあればまた別ですが、いずれにしても、リスクオフになればドル円は売られます。ドル買いの動きを見て判断するしかありません。このことからドル買いではなく、ユーロ売りから入ろうと思います。 先日のユーロドルとユーロスイスは約定せず、引きつけ過ぎかなとも思いましたが、スタンスは変えず。
テクニカル上の留意点
①ユーロドル:日足の売られ過ぎから買い示唆。
②ユーロスイス:日足ATRが減少。RCI売られ過ぎからの買い示唆。
【材料】 ◎ウクライナ情勢~依然として予断許さず。 ●英ジョンソン首相動向~ブックメーカーでは辞任65% ●オミクロン株~海外では沈静化しつつ、国内は増加。日経平均に留意。 ●米中貿易摩擦~継続 ●イエメン内戦~継続 (2021年末までに死者推定37万7000人) ●来週のFOMC~ ●米金利動向~足元では高値継続も調整か
私のトレードするうえでの心構えは「勝つこと」ではなく、「負けないこと」です。一見同じようですが実は「勝つ=負けない」ということではありません。トレードは勝つことも負けることも混在する現象だからです。負ける事象を少なくすれば、勝てることになります。これはトレードするうえで最も大きな要因です。自分の「負けた」トレードを振り返り、「勝てる」トレードに修正できるのであれば、「負けない」トレードに一歩前進したことになります。FXを含めて相場はゼロサムの世界といわれますが、よく考えてみてください。勝率は50%です。参加するのはどっちに乗るか。ブルかベア、コールかプット、買いか売り、丁か半(これは博打でした)です。大数の法則から、やればやるほど勝率は50%に近づくことになります。ここで優位性を持ち保つにはどうすれば良いのか?(「勝つ」結果を大きくするトレーダーもいます。勝率は40%なのに収益率を150%確保する人もいます。しかし、一般的ではない(緻密な手法と精神力と資金力が必要です)ので割愛します)優位性とは何なのか?そこを見つめると「負けない」トレードが出来ます。 この先の話はまたの機会で。
今日も負けないトレードをしましょう!