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7月4日(月)FXトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 先週は、ECBフォーラムの要人発言が多く、中でもパウエルFRB議長の「ドルは強くなっている。ディスインフレ的な傾向だ。我々はドルの水準に責任を追わない」と述べたことでドルは買われる展開となり、対円では137円まで上昇。しかし5月の米PCEが鈍化したことによりドル売り。米長期債利回りも低下しました。ユーロはドイツ6月消費者物価指数や雇用統計が悪化したことでユーロ売りに。

 金曜日、6月ユーロ圏HICPが予想を上回ったことでECB金融引締め懸念の見方が広がりユーロ売りが先行。NY時間に入ると6月米ISMの低下により景気減速懸念から米長期債利回りが低下、米株式市場の下落を背景にドルが売られました。ユーロドルはじり安。ドル円はもみ合い、ポンドドルは軟調。
 ロンドン株式市場は売り買い交錯しレンジ。フランクフルト株式市場はリスクオフの中で反発狙いの買いもあり小反発。米株式市場はダウ・ナスダックともに下落するもハイテク株に買いが入り反発。
 原油先物はOPECプラスの追加増産を見送ったことで需要ひっ迫から反発。金先物はインドが金輸入関税を引き上げたこともあり下落するもNYでは経済指標の悪化から安全資産の金に買い戻しが入りましたが終値では5日続落。


【 主な経済指標 】

本日の経済指標

本日は米独立記念日のため米国休場です。


【昨日の結果と本日の売買方針 】
 金曜日はドルスイス・ユーロスイスの売りがストップ、計-40pipsに。ドル円の売りはオーバーウィークするも9時過ぎ手仕舞いし+61pipsでした。収支として+21pipsとなります。

通貨別デイトレンドと売買方針

 本日は月曜日ということもあって本邦実需勢の動きも気になりますが、明日の豪政策金利、6日FOMC議事録、7日ECB議事録に注目が集まり、米雇用統計と米ISMを目の前に警戒ムード。本日は米国休場もあって薄商いか。
 ドル円は日米の金融政策の乖離から買い目線ですが、ディナポリチャートの短期中期線でデッドクロス、一目均衡表の転換線の下にローソク足が移った事、TDシーケンシャルではネガティブ1をカウント、日足21EMAが134の20まで近づいていることもあって、もし買うのであれば134前半からの押目買いとなりますが、そうなると直近安値である134.260を割ったらストップを巻き込んで一気に下落しそうな気配もあります。ピボットフィボナッチのサポート4が21EMAの直下にあるのでそこをブレイクする可能性もあって仮にオーダーした場合のリスクリワードの見地からリスキーと見ています。よってドル円はトレードから除外。
 依然強いクロススイスでオージースイス売り、ポンドスイス売りのみ。他通貨は明日の米国市場明けまで様子見とします。


今日も負けないトレードを!



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