春名真依の会議
たこやきレインボーの春名真依。
イメージカラーは「青」。
戦隊モノでは、青いキャラのイメージは、頭脳派で賢く、知的でカッコイイというのがお約束ですが、たこやきレインボーの春名真依も、そのイメージに違わず、すらっとした抜群のスタイル。知的で聡明なタイプです。
視野が広く、あらゆる状況で配慮ができる。
ダジャレが大好き。
ジオラマが大好き。
アイドルが大好き。
漫画が大好き。
ボキャブラリーが豊富。
勉強ができるし、調べることが好きなのに、なぜか迷子になりがち。
最近は少なくなったものの、しばしば見せる涙。
底知れぬほどの努力家。
裏表がいっさいないまいまいというイメージ。
天使の活舌。
きっちりとしたA型気質。
春名真依で思いつくものをワードを並べると、このような感じになります。
私が、メンバーのトークイベントに初めていったのが、なにわン2017の鑑賞会。
そこで驚いたのが、まいまいが実質トーク回しをしていることでした。おそらく、トークはくーちゃんが仕切るものだとばっかり思っていたのですが、でも、視野が広く、機転の利くまいまいですから、なるほど確かに適役、と思ったことがあります。
まいまいはとてもボキャブラリーが豊富ですが、言い回しがおじさん?とツッコみたくなることがしばしばあります。
たとえば、SNSを「ネット」と言ったりもする。
これは高齢な人、おそらくご両親だと思うのですが、ホントによく話しているんだろうなぁ・・ということが考えられます。
たこやきレインボーのメンバーは、誰もがご両親とよく話して、大切に育てられてきているんだなぁということがとても伝わってきますが、まいまいの言葉の端はしに、そのようなものが顕著に伝わってきます。
「天使の滑舌」のまいまいのボーカルは、すべての言葉をファンタジーにしてしまうという効果があります。
たとえば、まねー!!マネー!?Money!!の「働け!働け!」とまいまいの口調で言われたら、そりゃ、働かなきゃ!って思いますし、「シャナナ☆」の「ちゅーしてる夢を見て」と歌っても、ふわっとしたイメージに聴こえる。
そして、「まれたらなぁ」の最後、「白いワンピース、私も着たいな」と歌うことで、この猫の歌をファンタジーへと昇華させている。
一度聴いたら、はっきりと記憶に残るまいまいの声は、たこやきレインボーのボーカルの強力な個性のひとつになっています。
ユニゾンでも、まいまいの声が入ることによって特徴的なものになっています。
2018年から、メンバーの立ち位置が変更になり、まいまいの隣にさくちゃんが立つようになりました。
さくちゃんは、まいまいの真逆のタイプです。知的なまいまいに対し、さくちゃんは感情的。
まいまいが「静」ならば、さくちゃんは「動」。まいまいが知的で論理的なのに対して、さくちゃんは感情的で直感的。
あらゆる面で逆の個性をもつふたりですが、まいまいが年上ということで、とても良いバランスになっているように感じます。
時々、まいまいが、さくちゃんの髪を、お人形かのようにといていたり、グループショットで、まいまいがさくちゃんの髪で遊んでいるような写真を見ますが、私は、もうそのようなシーンを観るだけで和みます。
まいまいは、ひとことで言うならば「聡明」な人です。
一を聞いて十を知る。
現状をみてどうなるかの正確な予測ができる。
聡明だからこそ、論理的に思考し、自分が今なにをすべきかを考え、行動する。
去年の川上アキラのひとりふんどしだと思うのですが、まいまいがさらっと「ボイストレーニングに2ヶ所通ってる」と話して、驚かされました。今、私がやるべきことはボイトレ。活舌を克服すること。
そう、考えているのかもしれません。
その努力は着実に実を結んでいる。YouTubeのがくやdeムチャミタスなどを時系列でみていると、発声はもちろん、息継ぎの位置、抑揚の付け方、ありとあらゆるものが変化していることが分かります。
また、リリイベに通ってると、誰よりも声圧があがり、安定感が増しているといった進歩がみられるのも、まいまいだったりします。
まいまいの聡明さが分かりやすく伝わってくるのが「まいどおおきに」の特典映像「たこやきレインボーキーワードでひも解く虹の軌跡」です。
このインタビュー動画は、今までの4年間をひとことで言い現わし、そのキーワードをもとにトークしていくというもの。
まいまいは、しばらく考えて「次のステージ」という言葉を選び、語りはじめます。
まいまいの語る内容は、明らかに他のメンバーと異なります。たこ虹の歴史そのものを時系列で語り始める。
まるで、編集時にどのような映像が入るかを想定して話しているんじゃないかと思えるほどです。
まいまいは、常に「今、何を求められているのか」を考えて行動しているように見えます。
昔の映像でのトークやたこツボッを見ていると、トークでよいパスを出しているのに、スルーされるようなことがよくありました。
また、2017年のOIF、TACOYAKI's Burningの曲前、ウェーブの説明でさきてぃが「端から端に走っていきます」と説明すると、「はしからはしにははしっていくんや」と言ったりしています。
サッカーでいうならば、良いスルーパスを出しているのに、ボールが繋がらないようなことはしばしばみられました。
まいまいが涙を流すのは、聡明で機転を利かせすぎたり、現実におきることが自分の想定を越えてくるときのように思えます。
最近では、ムチャミタスの関西サイクルスポーツセンターの回でこのようなことがありました。
この時のロケは、まい、さくの二人。そして、石田氏。
3種類の変わり種自転車に誰が乗るかというシーンで、腕力を使う自転車は乗れないというアピールをした後でのジャンケン。結果は、選びたくなかった腕力を使う自転車に乗ることになり、案の定、まったく前に進まない。そこで、涙する。
これが、さくちゃんだったら自転車に乗って「だめやー。まったく動かへん!!」というようになるだけですが、聡明なまいまいは、事前に乗れるはずがないと思うので、メンタルにとても負担になる。
ムチャミタスのジェンガを2倍の高さに挑戦する回も、まい、さくの二人。
スタートするときに、さくちゃんは「3倍くらい積み上げられますよ~!」と豪語しますが、案の定、何時間やっても成功しない。失敗を繰り返しつつ、数時間後、アドバイスする先生の登場によって、まいまいは涙を流します。
これも、聡明だからこその涙といえるでしょう。
そして、つかたこレインボーロードの#27~#28「天狗になるのを未然に防げ!祝!メジャーデビューBBQ大会」。海辺の生物を探すというロケで、まいまいは、ゴミを拾ってきてはボケまくるという撮れ高を意識した行動をとります。結果、それによって、最後のご褒美のBBQでまいまいだけ食べられないということになり、結果、涙・・ということになります。
(この回は、FODで視聴可能ですので、断然、おススメです。なお、円盤化はされていません)
すべてにおいて、聡明さから、涙に繋がるというものばかりです。
また、つかたこレインボーロードでは、賢いあまりにプレッシャーに弱い面も垣間見えていましたが、そもそも、たこ虹メンバーが異常なほどできる人たちなので、結果的にそのように見える・・という気もしています。
石田氏にムチャミタス名物とさえ言われている、まいまいの「涙」ですが、17mのアスレチックに挑戦し、「たこやきレインボーのメンバーやから」と言って、やってのける姿は、もうサスガ!としか言いようがありません。
春名真依の聡明さとは、いったい何なのか?
私は、まいまいは、頭の中で、ひんぱんに会議を行っているように思えています。
ここからは、私の創作になってしまうのですが、「知的まい」「真面目まい」「常識まい」「ポジティブまい」といったプラス思考の面々。そして、「あざとまい」「黒まい」『ネガティブまい』といったマイナス指向の方々。そして、いつもダジャレを考えている「ダジャレまい」や「甘えたまい」といった個性豊かなメンバーが、前頭葉の中で「まいまいはどうあるべきか」の会議をしているように思えるのです。
議長まい「これから203423回。まいまい会議を開きまし。一同、起立!礼!着席! 今回の議題は虹ソニにおける「まねー!!マネー!?Money!!」の歌唱スタイルについてでし」
知的まい「まねー!は、去年は力任せに歌っていましたが、違う解釈できそうやし」
黒まい「ごっつーワルイ感じで歌ったらどうでし?」
あざとまい「ここは、含みをもたせる感じにしたらどうでし?」
真面目まい「あざとまいさんとは、対立することが多いでしけど、ここは含みを持たせるような歌い方が適切かと私も思うでし」
ダジャレまい「まねーをまねて歌ったら、まーね。・・・まねーのダジャレはむずかしいでし」
議長まい「ダジャレまいさん、ここはダジャレはいいでし!」
ポジティブまい「確かに、含みを持たせるっていう歌い方は、今までにないし、すっごいポジティブや!」
議長まい「それでは、決議に移るでし。含みを持たせて歌うで賛成の方?」
一同まい「さんせー!」
議長まい「賛成多数により、ここは、含みを持たせて歌うに決定でし!」
まいまいは、このような会議を、一日に何十回、何百回としているのではないでしょうか。
5周年記念のムチャミタスLINELIVEで、石田靖氏に「まいまいはスタンダード」と言われたときに、まいまいは、とても困惑していたことが印象に残っているのですが、この時の頭の中のまいまい会議では・・・、
議長まい「緊急まいまい会議招集でし!一同、起立!礼!着席! たった今、石田さんにまいまいはスタンダードと言われましたでし!」
知的まい「スタンダードっておもろないっていうことやろか?」
真面目まい「石田さんやから、そんな悪いことはいわへんと思うんやけど」
ネガティブまい「ふえーーーん(泣)」
議長まい「ネガティブまいさん、泣いたらあかん!」
ダジャレまい「すたんだーど、すたんだーど・・・」
議長まい「ダジャレまいさん、ここはダジャレはいいでし!」
知的まい「スタンダードの意味をあとでじっくり調べるでし!」
議長まい「それがええー。とりあえず、この件は保留でし!」
まいまいの少し困惑した表情の中で、こんな会議が行われていたように思えます。
(注・すべて創作です)
まいまいが、SNSでの情報収集をよく行っているようですが、会議には当然、資料が必要ですから、そのための情報収集を怠らないというのがあるのかもしれません。
また、ジオラマを何時間もずっと観ていられるというのも、ジオラマを観ながら、頭の中で、このような会議が繰り広げられていると思うと、なにかしっくりくるものがあります。
今、まいまい会議の中で主導権を握っているのは、知的まいさんや、真面目まい、ポジティブまいといった方々だと思うのですが、あざとまい、黒まい、ネガティブまいさん、誰もが魅力にあふれていると思います。
どのまいまいもまいまいなのですから。
これからも「まいまいはこうあるべき」を模索して、まいまい会議は繰り広げられているのでしょう。
理想はどんどん変化し、変わっていくもの。
「こうあるべき」といカタチも変化していくでしょう。
その流れの中で、さまざまな魅力あふれる春名真依を魅せていただけたら、ファンとしてはとても嬉しいですし、
そのような春名真依を魅せて欲しいと願っています。
※この記事は2019年6月5日に書いたものです。
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※2020年4月22日追記
まいまい会議 第210202回
議題「春名真依ナイトにまいまいマジックをセットリストに盛り込むかについて考えよう!」
議長まい「これから210202回。まいまい会議を開きまし。一同、起立!礼!着席! 今回の議題は2020年春名真依ナイトで「まいっちんぐまいまいマジック」をセットリストにいれるかどうかでし。みなさん意見をお願いするてし。
イケイケまい 「まいまいマジックは虹家族みなさん全員好きでし!1曲目に、どーんと入れるのがいいでし!」
正論まい「いやいやそれは早計でし。ベストテンで一位を頂いてるでし。年またぎでやるのはいかがなものかと思うでし」
イケイケまい「それはぐぬぬでし」
ダジャレまい「まいまいまい、まっままーまい♪♪」
議長まい「ダジャレまいさん、歌いながらダジャレを考えなくていいでし!」
ポジティブまい「パートをメンバーに割り振るのはどうでし?」
まいまい一同「おー!!」
ブラックまい「恥ずかしながら歌うさくちゃんを愛でるでし!」
情報ツウまい「ブラックまいしゃん。なにわン2014をお忘れでしか? あの時、パレードタイムの後のMCで、さくらに、まいまいまーい♬♬って真似されたでし!!」
まいまい一同「あー!!😭」
ネガティブまい「ぴぇん😭」
ポジティブまい「あの時はメンタルやられたでしー😭」
ブラックまい「・・・でも、今なら恥ずかしがるような気もするでし!」
正論まい「わからんでしー!リスクが高いでし!😭」
議長まい「議論も尽きたと思うので多数決をとるでし! まいまいマジックをセットリストに入れた方がいいと思う人、挙手でし!」
まいまい一同「・・・しーん」
議長まい「では、まんじょーいっしで、セットリストに入れないでし! では、虹家族のみなさんに喜んでいただけるセットリストをみんなで考えるでし!」
まいまい一同「おうー!!」
(もし今年の年末にベストテンがあるなら、虹家族さんは絶対、まいまいマジックをダントツで上位にしてくれる信じ、確信しつつも、誰一人、口に出さないまいまい一同なのでした)