たこやきレインボー「最強のシンメ!」
まいまいの「アイドルのアイドル論」。「最強のシンメ!」というタイトルで、とても面白い記事を書いていました。アイドルグループのメンバー同士の対称的なポジション、コンビや相方と位置づけでさまざまなアイドルグループの実例を語っていましたが、たこやきレインボーもとてもユニークなシンメトリーになっています。
たとえば、まいまいが理性的なのに対して、さくちゃんは感情的。れんれんが天才肌なのに対して、まいまいは努力家。ちょっとずぼらで適当感があるくーちゃんに対して、きっちりしてそうなさきてぃ。負けず嫌いなさきてぃに対して、あまり気にかけていないように見えるさくちゃん。
よくぞここまで対称的なメンバーが揃ったグループだと思うのですが、メンバー自身、同じクラスだったらまず仲良くなることはなかっただろうと語ってるところが面白いです。
たこやきレインボーのメンバー5人は、対称的に、均等にバランスをとりながら、美しい五角形、星型、ペンタグラムを描いているようにもみえます。
数年前から使われるようになったこのロゴもそのことを象徴しているようにも感じます。
スキルアップすると、とかく個性が失われるようにみえることが良くあります。上手くなることと引き換えに、なにか大事なものをなくしてしまうような印象というか・・・。でも、実は個性というものは上達しても失わない、むしろ味わいが出てくるもの。上達して失われるようなものは、そもそも個性ではないと私は思っています。
たこやきレインボーの凄さは、パフォーマンス力が向上すればするほどに、よりグループの個性が増しているところで、むしろ破天荒にすらみえてくる。
メンバーひとりひとりの個性を大事にして、持ち味を活かし合うことで、バランスをとりつつ、どんどんとペンタグラムが大きく成長している。
最強のシンメ!って、実はたこやきレインボーそのものだよね、という結論になってしまうわけですが、どうでしょう? まいまいは、そのことを自覚しつつも、あえて、そのことを書いていないような気さえするのですが・・・。