泉健太ミラクル。国政大政党の3党首が獅子座同日の不思議
【立憲民主党 泉代表会見 選挙後2回目 】7/30
まずは、元気な笑顔で「自分は今日、48歳になりました」とカミングアウトした泉健太さん。更に自身を引き締めるように「剣ヶ峰の48歳、引き続き頑張って参りたいと思います」と続投に意欲を見せました。色々と承知の上で、という含みのある笑顔で味わい深い感じの記者会見でした(^。^)。
オフィシャル記事&動画▶︎https://cdp-japan.jp/news/20220729_4198
同じ誕生日の政治家として、自民党岸田元総理(笑)、共産党志位共産党委員長、故橋本龍太郎元総理、故羽田雄一郎立憲党員、江田三郎、等の名前をあげ、しかし現役の三党首の誕生日が揃うのは珍しいことだと述べました。あ、そうでしたね。
「今日は3人が集うという企画もいいなと思っていたのだが、安倍元総理の喪に服す時であり、コロナもまた広がっており、そのような状況ではなくなったもので・・」
ホント、実にどちらのことも、出元が同じ様な気がしますが、残念な状況です。選挙が終わった途端、適当な感染者数の数字がテレビで発信されていて、はあ?って感じたのですが、実は私も先週は一旦、夏風邪に陥り、漢方薬2種類でスレスレ、クリアーしました。ただ、発表はみなし陽性者数であって、正確に検査で要請が発見された人はその1/3だそうです。(石垣稔さんから)データと説明はこちら↓
https://www.facebook.com/minoru.ishigaki/posts/5273873512699930
https://www.facebook.com/minoru.ishigaki/posts/5275013445919270
<冒頭発言の要旨>
* まずは、この日の参議院総会にて、水岡会長の続投、田名部幹事長、斎藤国対委員長が決定したのを電話連絡で受け、党代表として規定に従い承認したとの報告。田名部さんは青森でTOP当選、以前から泉代表を擁立して来た親派中の親派であり、粘り強く暖かな、農政担当です。
* コロナ対応について、2類から5類への変更を政府が検討しないのであれば、現場の負担軽減のため、せめて手続きを簡素にしていける方策を早急にまとめるべき、と発言。2類だと、感染者は保健所にまず連絡をしなくてはならず、保健所が病院を手配するのだが、現場の逼迫が痛々しいとのこと。ちなみにれいわ新選組の山本代表は、5類への変更に反対。「見通し」による危機感を持っています。
* ワクチン4回目接種については、政府の方で60歳以上のお年寄りに限るとの発表がありましたが、立憲民主党の長妻氏を中心とするワーキンググループでは、ワクチン危険説には取り合わず、医療・介護従事者及び、保育士の「希望する方」への4回目接種を可能にしてくれるよう、申し入れを行いました。ちなみに参政党代表に就任した松田学氏は、どこの党の市議会議員でも駆けこめるワクチンハラスメント救済センターを設置し、井上医師を置いて、被害情報の蓄積を行っています。
* 臨時国会については、8月3日に開会式、4日に何の審議もせず、5日には閉幕とのことで、天皇陛下をお迎えして開くのにこのような国民にとって不安定な時期に審議なしとは何事か?国民の付託に答えていない、と批判しました。国葬の予算の件もありますが、コロナ対策、物価高、ロシアの軍事侵攻等の国際情勢があり、『国会議員は3ヶ月もの長い夏休みをとっている場合ではない』と言う事で、できればいつでも対処できるように、秋まで国会を開きっぱなしにしておく必要があると考えているようです。ちゃんと働いてください!!
* 追悼演説の人選に巡る議論については、TPP等で筆頭指揮を取った甘利氏が指名され、まずは自民党の中で異論が噴出している様で、慣例にもそぐわず、本来国会のあり方を表現するための人選とは思えないので批判が集まる!と感じている事を明らかにし、「わざわざ内閣葬より国葬に閣議決定で引き上げておいて、総理経験者でもない人間を指名するという神経がよくわからない」という主旨の発言をなさいました。
↑こちらのポートレートは、インターネットよりお借り
* 5省29機関にて判明、480の公文書、不適切に廃棄という実態を法務相が発表し、幾つか報道が出ている事について言及し、岸田政権が自民党のこれまでの腐敗路線を一新する様な宣言をして政権を得たにも関わらず、「安倍政権・菅政権以降も続いているとは由々しき事態と言うべき。」と表現し、国民の信頼の根幹であり、民主党〜立憲民主党の大きなテーマでもあるので、ルールに逸脱した公文書の取り扱いについては問題にして行きたいと語り、具体的にヒアリングを催すなど幹事長と国対委員長への指示を約束しました。
* 米中首脳会談が行われてました。日中首脳会談ができていない。いかなる状況においても対話は行うべきだ。岸田総理の外交は不十分。日中首脳会談を更に求めて行こうと思う、と述べました。
* 旧統一教会の問題が噴出していることに関し、茂木幹事長の発言を捕まえて、「党として関係している事はない」と言う発言は、「個々の議員の、相当深い関係性を象徴していると感じた。相当各議員、広範囲にわたって、関係していると見られる、ということだ。」とコメントされました。二之湯国家公安委員長においては、関連団体のイベントの実行委員長も引き受けているとの例も引き出されました。まずは自民党が自党内をしっかり調査する事を期待したい、としました。
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この日は、予算委員会の理事懇談会が開かれ、国葬について費用など与党の考えを聞く事、コロナ対策や、国民が苦しんでいる物価高対策などのために、国会を長期開催するための交渉を行った様です。電気代の緩和のために、スマホをお持ちの方への二千円還元など、あまり高齢者にはありがたくない、思いやりのない施策についても野党は批判を行った様です。
●理事懇の報告。公式HP記事>https://cdp-japan.jp/news/20220729_4197
記事頭:政府は7月29日、2022年度予算の新型コロナウイルス・物価高対応の予備費から電気利用効率化促進対策事業(経済産業省所管)1784億円、肥料価格高騰対策事業(農林水産省所管)788億円の計2571億円を支出すると閣議決定。これを受け衆院予算委員会の理事懇談会が開かれ、予備費の使用についての現状を聴取しました。
●公式Youtubeの動画>https://youtu.be/BvMrqubbhpA
「国会なんかいらない、何かあれば理事懇談会に投げて、後は限られたメンバーで話し合って決めます。そんな感じですよ、この事は」と、重徳理事が、最後の方で話しています。安倍元総理の国葬の予算の情報も国会に齎されていないこともあって、選挙後の政府与党が独裁体制に進もうとし、既に国会を完全に軽視して勝手に事を進めようとしている事を危惧し、野党全体で反対している事を伝えました。
<質疑応答の時間 抜粋>
>毎日新聞・宮原記者Q:
泉代表は、ズバリ、追悼演説はどなたが行うといいと考えているのですか?
>立憲・泉代表A:
自分が思い描くのは、安倍晋三さんと同時代を共に歩んだ政治家で、元総理の追悼にふさわしい経歴を有している人物がいいと考えています。(立憲民主党に限らず)任期中に亡くなられた場合は野党第一党の代表が行うのが慣例です。
>毎日新聞・宮原記者Q:
先ほどの予算委員会理事懇で伺いました「予備費2600億円の支出があった」と言う事ですが、改めて補正予算の必要性についてお伺いしたい。
>立憲・泉代表A:
基本的に、補正予算は必要だ、と言うスタンスは変わっておりません。
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>共同通信・渡辺記者Q:
議論を尽くすためにはどれくらいの国会の期間幅が必要だと思いますか?
>立憲・泉代表A:
ウクライナもコロナも、国際的な問題であり、いつ何が動くかわからない、国会は(秋まで)開いたままで良いと思います。
>共同通信・渡辺記者Q:
閉会中審査があれば、どのような項目について問いただして行きたいのか。
>立憲・泉代表A:
コロナの司令塔の話、総理の公約ですが今まで無策ですからね。あとは物価高対策としての補正予算のことです。そして話題の安倍元総理の国葬のことですね。
”時の内閣”が「内閣葬にするのか国葬にするのかの判断」を分類する裁量がある、というのも議会制民主主義においておかしいでしょう。国葬や内閣葬については基準を作るべきという議論が以前からあり、放置されてので、それも明確にしていくための国会開催が必要と考えます。
>共同通信・渡辺記者Q:
旧統一教会問題についての取り組みですが、小委員会や特別委員会なり、調査期間を作って追求していくお考えですか?又は事故調の様に、被害者など第三者を交える形でお考えになりますか?
>立憲・泉代表A:
未定ですが、あって良いと思います。そして特別委員会がいいかと思います。
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>時事通信・木田Q:
西村幹事長は、追悼演説に関して「他党の議員が行ってきた慣例から、立憲の議員がするのが自然だと思う」と仰いましたが、泉代表の先ほどの回答からは「自民党の総理経験者でも良い」と言うニュアンスでしたでしょうか?
>立憲・泉代表A:
慣例としては野党という認識や考え方は一般的ですが、「立憲民主党の権利だ」などとは言いません。自民党の方でもいいでしょう。しかし「野党のしかるべき人物」と言うのは、与野党で築き上げてきた慣例ですから、美徳も含めて理由があるのだと思います。自民党の方が安倍元総理を賞賛するのはある意味当然ですが、亡くなられた議員に対し、党派を超えて死を惜しむ姿を示すことで故人の業績や人格が高く評価される面もあるわけで、その理由に関する理解がないままに新しい考え方で壊してしまうのは簡単ですが、本来は自民党の裁量や懐の深さ示せる機会でもある。なのに、そこで党内でも訝られる人選を上げてくるのですから、首を傾げざるを得ないと言うことです。
★上記の時事通信とのやりとりは要約です。国会の追悼慣例に関する考え方として語られた重要なテーマですので、オフィシャル動画の27:31あたりから是非録画をご覧ください。長く国会に関心を持って育った方ならではの深みのある説明です。
https://youtu.be/NpSzRwwiev8
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>関西テレビ・原Q:
「泉代表後自身と旧統一教会のこれ迄の接点や関わり」があれば教えてください。又普段から「付き合いに関して気をつけて来られたことはあるのか」ということ、最後に、「宗教と政治家の関係についてどうあるべきだと考えているか」、どうお考えか教えてください。
>立憲・泉代表A:
私自身は、これまで接触を含め一切ないです。しかし政治家が宗教の方からのお話を、何の宗教の人か知らずに聞いてしまうという「妨げられない時」があるのではないかと思います。そして「宗教と政治家」という括りよりは、今回は、「数々の問題を起こしている団体と政治家の関わりは控えるべきではないか?」という論点ではないか?と思って受け取っています。
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>朝日新聞・鬼原Q:
旧統一教会について確認です。党内の党員関係調査をされるとのことですね。他党に先駆けてされているのは評価に値しますが、その結果をどのように公表し、関わりが判明した時にどのような対応を取られるのか、例えば献金を返したり、宗教団体との関係を断つなどの義務項目など、お考えを教えてください。
>立憲・泉代表A:
幹事長のもとで行われていると認識しています。取りまとめ、その後の対応については聞いてないので、現在、お答えできることはないです。幹事長に対して指示すべき事も、まだ整理できておらず、今、皆さんにお伝えできる段階の回答はございません。
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>フリーランス・宮崎Q:
今日の午前中の消費者部会に伺いましたが、旧統一教会問題に関しては、消費者被害・霊感商法などのカテゴリーで法改正の法案を提出していかれるのでしょうか?事故調を開き続けるにしても、被害者の方々をお迎えするのであれば、有識者など迎えないと厳しいと思いますが?野党合同ヒアリングを求める声もありますけどもそちらはどうなんでしょうか?
>立憲・泉代表A:
鬼頭弁護士もジャーナリストの有田さんいますし呼べば来ていただけると思います。今、始まったばかりで何か行き詰まっているということはないですし、「できない」という考えはないので、国民の皆さんにも広く見ていただけるような取り組みもやっていきたいと思います。
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>クミチャンネル 小山Q:
四国香川の池田氏の、県知事推薦について、なぜ、自民党と同じ人物を推薦するのですか?
>立憲・泉代表A:
特に、他の政党の動きに限らず、県連が推薦したい方を推薦するのです。
>クミチャンネル 小山Q:
前日、ドイツ大使の表敬訪問を受けられた時のお話について、エネルギー関係以外に、ウクライナ侵攻による逼迫した防衛関係のお話もありましたでしょうか?
>立憲・泉代表A:
EU基準の2%増強ということでは、防衛費用には1000億ユーロかかるそうです。現在の財政では余裕がなく難しいので、「何かしらの事をしなければならない」と悩んで話されていました。私たち立憲民主党は必ずしも2%とはせず、宇宙・衛星・サイバー・電磁波・ドローンなど、必要なものは整備していく方針です。何しろ、日本周辺の現状変更を許すつもりはありません。
>クミチャンネル 小山Q:
衛星・宇宙・電磁波、などからは今、わかっている時点でどのような攻撃方法があるのでしょうか?
>立憲・泉代表A:
通信の妨害、電磁波もミサイルの軌道を狂わせるとか、そういうような目に見えない分野の戦争・攻防になるということですね。
>クミチャンネル 小山Q:
以前、大使がコロナに罹患してしまって流れてしまったのですが、その後、回復してスウェーデンの大使がいらっしゃいましたよね。その時の話題を教えてください。又、その時に、コロナ対策の違いについての話題は出ていらっしゃいますか?
>立憲・泉代表A:
ジェンダー平等、子育て支援の話が中心だった。ロシアの隣国であるという共通点がありますが、EUへの加盟についてのの話題が大きかったですね、それまで中立を保ってきたので、大きな決断をした、国民も理解した、という事でしたが、当時はトルコがまだEU入りに反対していましたが、何とかなると思うという展望を聞かされました。コロナ対応の話はしなかったです。
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>堀田喬カメラマンQ:
あなたは先ほどの関西テレビの問いに、「統一教会というのは今もって霊感商法をやっているから悪い」と答えました。 <悪い統一教会に入っている方々が、選挙の手伝いに来るのがマズイ>ということだけで宜しいんですか?
(「政治家と宗教」という考え方について言い逃れた事を突いている。)
>立憲・泉代表A:
良いとか悪い、とか個人で何か言えるものがないと思っているのです。政治と、そのー様々な問題のあると言われている団体との付き合い方として、いま、色々と議論が上がっている状況なのだと思います。議論は現在進行形です。
>堀田喬カメラマンQ:
例えば、クリスチャンだって、世界の歴史上、途上国では原住民を殺したりして悪い事をしていたんですよ。宗教団体が行った過去の悪い事は見逃すのですか?(世界の宗教全般と、政治の関わりについてのリスクについては、泉代表は明言を避けるのか?という深追い)
>立憲・泉代表A:
おっしゃられている質問の主旨が良くわかりません。すみません。
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