やっと見つけた
最近の歌番組の大園桃子。
サビ前の白石麻衣とのペアダンス
勝手に「もしかしたら白桃」って呼んでるけど、この時の彼女の目と言ったら、、、
恋してる目だなー。
そこで僕は考えた。
なんでこの曲の桃子さんにこんなに惹かれるのか。
これが、今回のテーマ。
以前から大好きなんだよ。桃子さんの踊り。
心の底から楽しんでるように見えるよね?
自然とこちらが笑顔になるような明るくて眩しい笑顔で踊るんだなーこれが。
それが凄かったのが、帰り道は遠回りしたくなる。
『ここではないどこかへ』
ここで必ずと言っていいほど抜かれるのが桃子さん。
7th year birth day liveでも、みんなが西野七瀬と踊る最後の帰り道だ、って噛みしめながら大事にしんみりと踊ってる中、目を奪われる笑顔だったのが2人。
西野七瀬と大園桃子。
この頃の桃子さんは本当に無双してた。
でも、今回はもっと眩しく感じる。
なぜかなー。
いろいろ考えてみた。
桃子さんは綺麗なものを見るのが大好きなんだそう。
よく絵とか映像を見てて「これ絶対、この世じゃない別世界を描いてる」みたいなのあるじゃないですか。そこには誰もいなくて、食べ物とかもないんですよ。でも、とりあえず綺麗な場所なんです。ああいう映像を見てるの大好き。
(BUBKA 2020年 4月号)
ウユニ塩湖にすぐさまときめくほど。
これは3月23日、『一輪草』の最後の写真。
人も食べ物もいない、綺麗な場所。
彼女は綺麗なものに惹かれる。
だから25thシングルが大好きなんだそうだ。
しあわせの保護色
一期生の皆さんが白石さんの
周りにいて、キラキラな笑顔が
すごく綺麗な世界を見ているようで。
これほど綺麗なものを近くで
見ていられることがとっても幸です。
(大園桃子 ブログ 『蜃気楼』)
とても綺麗でみんな笑っているのに
なぜか切ない気持ちになるし
お別れは寂しいのに、みんなを見てると
幸せな気持ちになります
でも1番すきなのは
松村さんが白石さんにお花を持っていく
ところでして、とても綺麗で美しい世界を
夢に見ているような気持ちになりました。
(大園桃子 ブログ 『一輪草』)
ーバスラ4日目に『しあわせの保護色』を披露しましたが、大園さんの笑顔がビジョンに大きく映し出されていましたね。
「前にいる1期生のみなさんが楽しそうだから、こっちも楽しくなるんですよ。微笑ましいよね。」
綺麗な景色に憧れる彼女にとって、目の前で1期生が楽しそうに踊る景色はまさに夢のように見えているはず。
でも、だからといってこんなに惹かれるものなのか。
何かまだ理由があるのではないか?
そして、やはりここにたどり着く。
白石麻衣最後のシングルだから。
桃子さんにとって、白石麻衣という女性は、逃げ水でポジションが隣になった時からずーっと気にかけてくれたお姉ちゃん。
いつも助けて下さいました。
よくないことは注意してくれました。
ご飯に連れて行って下さったり
お洋服のお下がりも頂きました。
乃木坂に入る前、
私は乃木坂の綺麗な方ということしか
知らなかったのに、出会って
優しさと愛情をもらって
だいすきになってしまって、
辛いです、寂しいです。
夏にお休みした時期
うまくいかないことばかりでした。
(中略)
このまま迷惑をかけてしまうと
だいすきな人達に嫌われてしまう、
もう辞めたほうがいいと思った時も、
心配してくれて見捨てないでくれて
ご飯に誘って下さいました。
(大園桃子 ブログ 『大吉でしたもん』)
先輩に勧められただけで受けて、するすると合格、暫定センターにまでなって、急に環境が変わった若干16歳の女の子。
右も左も分からない彼女にとって、白石麻衣という存在がどれほど大きな存在だったか想像に難くないだろう。
こんなにお世話になった白石の卒業シングル。
たくさん感謝を伝えて
寂しい気持ちは隠せないけど
涙を流しながら笑顔いっぱいで
見送ることができるように頑張らないと
今はそういう気持ちです。
(大園桃子 ブログ 『大吉でしたもん』)
桃子の場合、このシングルは笑っていれば成功だと思ってます。泣かないで、笑顔で白石さんを送り出せたら任務完了です。
(EX大衆 2020年 4月号)
迷惑と心配しかかけてないので
白石さんが卒業される頃には
少しでも強くなったな
って思ってもらえるように頑張りたいです
(乃木神社 成人式でのインタビュー)
こんなに気にかけてくれて、迷惑をたくさんかけた恩人に少しでも恩返しがしたい。
彼女がこのシングルに掛ける想いだろう。
また、こうも言っている。
白石さんの真後ろで踊れることも
すこし振り付けでペアなところが
あることも幸せでたまりません(´∀`)
(大園桃子 ブログ 『蜃気楼』)
-大園さんと白石さんのペアダンスもありますよね。
「この瞬間のために乃木坂に入ったんだな、って。3年以上やってきたご褒美のように感じます」
(EX大衆 2020年 4月号)
"このために乃木坂に入った"
僕は第一回の記事で
大園桃子には目標がない。
と言った。
彼女には掲げる理想像がない、と。
(休業してた北野日奈子、久保史緒里に対して)
2人ともこのお仕事が本当に好きで、自分のやりたいことがちゃんとあるんですよね。でも、私はまだよく分からない。今日のように撮影は楽しいし、ラジオも楽しいし、踊るのも楽しいんですけど。たぶん、周りからの目や言葉をすごく気にしているんだろうなって。
そういうことが全部、気にならないくらい、自分のやりたいことがこの20代でちゃんと見つかればいいなと思ってます。
(20sweet 2020 January)
やりたいこと、とは少し違うかもしれない。
でも、彼女が乃木坂に入った意味を見つけられた事にすごく感動した。
正直、笑顔で送り出すことが任務だから、という笑顔なら、僕はここまで惹かれていないと思う。
桃子さんは心から楽しまないと笑えない人だから。
だけど、これで納得した。
なぜ、しあわせの保護色を踊る大園桃子にここまで惹かれるのか。
この瞬間のために乃木坂に入った。
桃子さんは、やっと見つけた。
これが僕が出した答え。
もうすぐこの笑顔も見れなくなってしまう。
でもそれはその時また考えよう。
あの子ならまた乗り越えてくれる。
読んでくれてありがとう。