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わかりやすい退職のはなし


仕事を辞めるって、大変だから…。

退職するのが面倒だから、嫌な仕事でもやめられない。。。

・・・そんな方もいるのではないでしょうか?


実は、以前はよく上記の相談を働く友人から受けていたのです。

今回は、「退職」について書いてみたいと思います。


退職って大変なこと?


もし「この職場はもう嫌だ」「早く辞めてしまいたい…」と、ネガティブな理由から退職を考えている場合は、やはり退職を言い出すのにも勇気がいりますよね。。。

でも、「現状から逃げよう!」「もっと良い環境へ!」というのは、あながちネガティブではないと、私は思っています。

正直、せっかくの一度きりの人生、自分にとってベストではない環境に我慢して無理していることは無いと思います。

幸い現在は「一生一社」という時代ではないので、退職することや転職することは、もうごく普通のことです。

動けるうちに動く!

でも、しっかりタイミングを考えたり、退職前にある程度準備をしておくことで、大変だと思っていた退職が少し楽になるかもしれません。


退職しようと思った時に必要なモノ


「よし、退職しよう!」と決意した時に必要なのは、ゆとりです。

ゆとり…と言ってもいろいろありますが、「時間」「お金」「気持ち」などのゆとりが大事だったと、私は数々の退職の度に強く思ってきました。


例えば、時間。

「今すぐにでもこの仕事を辞めたい!」と思っていても、引継ぎや後処理などですぐには辞められないことも多いかと思います。

もしくは会社の規定で、「退職の意思表示は、3か月前に」など就業規則などで明文化されている場合もあるかもしれません。

なので、「よし、退職しよう」と決めたら、スケジュールを立てて一番通りやすい状況やタイミングを選んで退職の意思表示をしたほうが、敵を作らずスムーズに退職できる可能性が高いです。


次に、お金。

退職してからすぐ転職が決っている場合や、実は有り余る資産がある場合は別ですが、勢いで退職をしてしまうと、月々の収入が突然無くなることになります。

「退職したらゆっくりしたい」「仕事をしてた時にできなかったことをしたい」という気分になった時に、お金が無くて結局何もできなかった…ということもあるでしょう。

また、退職してすぐ転職活動して就業する予定が、万が一狂ってしまった場合もかなり追い込まれてしまう場合も。

「希望の職種に受からない→もう諦めてバイトでもするか→バイトが忙しくて転職活動できない」という悪循環に突入した友人も、実はいました。。。

なので、私の場合は退職を決意したら、貯金を確認します。

私は退職しないとやりたかったこと(遠出の旅行など)ができないため、いつも退職のための貯金をしていました。

大体、生活費3か月分+αぐらいは貯めておくようにしていました。

むしろ、そのそれが足りない時は退職しません。

失業保険は、会社都合では約1か月後、自己都合なら3か月後ぐらいまで出ないので、あてにしすぎるのも危険です。(認定日などのズレもあるので要注意。)


そして、気持ちのゆとり。

これは一番大事だと思います。

失業期間には、「収入が無い」「社会的信用が無い」「誰にも必要とされていない」と言ったような、落ち込むような不安要素がたくさんあります。

落ち込んでいると、転職活動自体もはかどりませんし、本来なら大したことのない面接などでも、思わぬ墓穴を掘ってしまうこともあり得るんです。

(不安から、墓穴を掘りまくる人って結構多い…: 私調べ。)

この克服策としては、自信を持つこと。これだけなんですよね。

でも、不安いっぱいの中で自信を持つことって結構大変です。

なので、私なりの対処法としては、退職を決めたその時から、「心のゆとりを持つための準備をする」ことにしていました。

失業前に、心の自信をしっかりと確立しておく、ということです。

失業予定とはいえ在職中なので、その間にしっかりと履歴書や職務経歴書をまとめておいたりして、「自分は頑張った」ということを再認識しておきます。

そしてついでに、ざっくりと次のキャリアの計画も立てておきます。

「次はこんな仕事したいな」「次の仕事のための、こういう勉強をしよう」など失業期間を前向きに過ごせそうなものを集めておくと、いざという時に心のよりどころになりました。


実は、退職って楽しい。

・・・こう書くと、まるで退職推奨をしているかのようですが、そうではなく。(苦笑)

人生、何だって楽しくすることは可能!

「退職」でさえも、楽しいものすることができる!という、経験があったので、こう書いてみました。

前述のように、退職のための「ゆとりを持つ」ひと工夫で、苦手なものも好きになる、楽しくなることもあります。

退職するのも、転職するのも、どちらもかなりパワーが要りますが、可能ならどちらも楽しんでやれることもあることをお伝えしたかったので、書いてみました。

以下の記事↓で、私なりの退職の仕方のポイントを書いていました。もしよろしければご参考までに。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まだよくサポートは分からないのですが、応援して頂けたらめっちゃ喜ぶと思います。(^o^)/