折本解放署名運動ふぁぼで賛同お願いします
俺は一人で狩る!桐ケ谷桐人です。
今こそ労働者は団結し革命を起こさなければなりません。
まずは下記のチャンネルをご確認ください。
返してよ!
ガイルかなーやっぱw
本日2021年4月19日の地球が4回転半くらい回った時、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』 の「本質」として紹介したデッキのキーパーツがシングルレギュレーションにてメモリーズカードに指定された。このことにより、ガイルの「本質」デッキは実質上使用不可能となった。
Oh
yeah
しかしながらわれわれは、この判決を不当と考えている。それゆえわれわれは本記事を通じて「折本 かおり」の解放を求めたい。
道程
第一の問題はゲームの環境に関するものである。この制限によって少なくとも6/25(金)までは俺妹の【一強】環境となる。というのもわれわれの見解によれば、俺妹はガイル以外のすべてのデッキに対して有利だからである。ガイルが使用不可能となった以上、特に縛りを課していないかぎりは俺妹を選択しない理由はない。われわれのこれまでの調査によると、『魔法科高校の劣等生 来訪者編』が俺妹に対抗できる見込みはきわめて薄い。本日公開されたNEW GAME!!(今後は乳と呼ぶ)の新カードがどの程度俺妹に対抗できるかは現在調査中である。
僕の前に道はない
ああ、乳よ
【一強】環境の問題点については以前「環境の健全性について」で指摘している。まず一般的なゲームとしての評価として、【一強】環境は好ましくない。なぜなら【一強】環境においては存在していても存在していなくてもゲームに影響を与えないカードが多数存在するからである。現在、俺妹に分類されないカードはすべからく存在し続ける価値のないカードと言える。このことはゲームデザインの失敗と判断されるだろう。
このような議論に対していくつか反論が考えられる。第一の反論は、俺妹の【一強】環境は実は【メタゲーム】環境であるという反論である。たとえば、同じ俺妹であっても、あやせに桐乃が強く、桐乃に黒猫が強く、黒猫にあやせが強いという関係が成立していれば、俺妹というより小さな範囲においてはメタゲームが成立していると言える。
第一の反論の問題点は2つある。第一に、実際のところ、そのような俺妹内部でのメタゲームは成立していないことである。実際には俺妹内部でのメタゲームにおいてはあやせが勝利している。それゆえ「縛り」を課さない限り、あやせというアーキタイプを選択しない理由はない。第二に、【メタゲーム】環境が成立しているかという評価をする際に、タイトル内部という観点が適切ではないということである。メタゲームを評価する観点をいくらでもミクロにしても評価の観点の適切性に影響しないのであれば、あやせミラーにおいて1枚でもミラーマッチを有利にするカードが採用されていれば、メタゲームが成立していると主張することができてしまうが、このような主張はもっともらしくない。なぜなら、このような過度なミクロ化は【メタゲーム】環境という概念を破壊してしまうように思われるからである。ミクロ化を進めていけばいかなる状況においてもメタゲームを観察できそうであるが、その場合、メタゲームが成立している、していないという判断に内実がなくなってしまうからである。このゲームのシングルレギュレーションの環境を評価するにあたってよりよい観点は、タイトル同士の観点であると思われる。
第二の反論は、われわれが以前に議論したように、【一強】環境は卓越したプレイヤーにとっては必ずしも悪いことではないというものである。なぜなら卓越したプレイヤーは【一強】環境において多発するミラーマッチをその卓越性によって勝利することが可能であるからである。それゆえにゲームとしても、卓越したプレイヤーが勝利しやすいという点は評価されるべきだと主張されうる。
この反論はこのゲームが将棋ではなく萌え萌えカードゲームであることを見落としている。ここで議論のために、俺妹のメインテーマであると私が勝手に認識している近親相姦について考える。なお、私は俺妹についてはライトノベル版1巻のみしか読了していないため、この理解の妥当性については一切保証しない。
ほとんどの文化において、ヒトは近親相姦はタブーであるという道徳的信念を持っていると言われている。この信念は進化論的に説明される。というのも、近親相姦を好む傾向性を持っている個体は、潜性遺伝子の遺伝病等の発病により後続世代へのゲノムのコピー(すなわち生殖)に失敗するリスクを抱えているため、近親相姦を好まない傾向性を持っている個体に比べて進化論的に適応的でないからである。このことにより、長い時間をかけて近親相姦をタブーとする進化論的に適応的な個体が主流派となる。
ここで、近親相姦はタブーであるという信念はたまたま進化論的に獲得されたものであり、何ら道徳的な事実に基づくものではないから、道徳的な意味で全く気にする必要はないという議論が可能である。たとえば生殖することを想定していないのであれば、近親相姦に何ら問題はないように思われる。よく古き悪しき日本国民が主張するような家族関係の混乱は全く生じないからである。それゆえ桐乃は麻奈実に対して腹パンは不当だと主張するかもしれない。
だがこのような議論は不十分であるように思われる。タブーであるという信念が共有されている行為を行うことによって、その行為を観察することになる人々に不快の感情をもたらすことがありうるからである。有力な道徳的原則とされている単純なタイプの功利原理によれば、行為の道徳的よさはその行為がもたらす快楽と苦痛によって評価される。それゆえ桐乃は麻奈実に対しての配慮が不十分であったという主張も十分にもっともらしい。ただ、公共の場所で麻奈実に近親相姦を見せつけたりしない限りは、桐乃の選択は別の道徳的価値である個人の選択の自由によって擁護されるだろう。腹パンが許されるかどうかは道徳的問題というよりもコミュニケーションの問題として理解するのがよいかもしれない。
議論を元に戻すと、ある観点からは俺妹の【一強】環境は非難に値するものではないようにも見えるが、この環境がプレイヤーにとって大きな苦痛をもたらすのであれば、この環境を解決するように配慮すべきである。そして、多様な性癖を持つわれわれキモ=オタクにとって単一性癖の俺妹【一強】環境は多大な苦痛をもたらすと思われる。その苦痛は俺妹大好きオタクにもたらす快楽では埋め合わせられないと考えられる。そして、自分の性癖と合致するカードを使う「縛り」を課している気持ち悪いオタクを満足させられないことは萌え萌えカードゲームにとっての重大な欠陥である。環境の問題はセクシーに解決しなければならないので、セクシーに解決しなければならないし、マイスプーンを持ち歩かなければならない。
権利
第二の問題は、このルール改定を行うタイミングとプロセスの問題に関する問題である。今回の制限改定は、地区予選期間中にかつ突然実施された。
地区予選中に制限改定を実施することの問題点は、プレイヤーの努力が傷つけられることである。ガイルは有力なデッキであったから、プレイヤーは地区予選においてガイルを使用するか、あるいは対策するか考慮していたことが予想される。今回の制限改定によって、これらの努力の価値が損なわれることになってしまった。カードゲームにおいて環境理解に対する卓越性は何らかの仕方で賞賛されるべきものであり、傷つけられるべきものではない。
また、プレイヤーのカードの収集にも影響が出ているだろう。ガイルを使う予定だったプレイヤーは急いで俺妹のカードを探しているかもしれないし、必死に探した折本が紙切れになった様子を見て立ち尽くしているかもしれない。
そして、一般的にルールを切り替える場合は即日ではなくある程度の並行期間設けたほうがよいだろう。次のような影響が発生することもある。
違憲
彼はわれわれが生まれながらにして持っているプレメモをする権利を侵害されている。これは重大な人権問題である。権利より大切なものは流石にない。
希望
これらの議論を踏まえて、われわれは「折本かおり」の解放を要求したい。「見つけた答え」の解放を要求しないのは、今回の制限の効果として、ガイルの【一強】環境を防ぐことが考えられるからである。われわれの見解によれば、プレイヤーが理想的な卓越性を備えている場合、今回の制限前の環境はガイルの【一強】環境であったため、一切制限がない場合、俺妹の【一強】環境と同様の問題が発生している。
「見つけた答え」はガイルの2ターンキルを可能にする追加のアドバンテージを生み出すカードであるから、「見つけた答え」がなければガイルのキルターンは3ターン以上になるだろう。このキルターン数は初春、ダージリン、物語といった他のタイトルと同様であるため、ガイルの【一強】環境は成立しないと思われる。
だが、「折本かおり」というカードには1ターンの時間が長くなるという問題がある。それゆえ、「折本かおり」の解放は許容できないと主張されうる。だがその場合は、俺妹の【一強】環境を防ぐために、俺妹のカードについても調整を施すべきであると考える。たとえば、ハンデスあやせのハンデスを「ごとに」から「場合」へ変更することなどがありうるだろう。
Windows標準「ペイント」
しかしながら、発売直後のカードに手を入れることは好ましくないということもあるだろう。管理職の承認が下りないかもしれない。その場合の妥協案として、われわれは
・プレメモマン4号のVtuberデビュー
・あゆみんとの再契約
を求めたい。われわれは決して調整ミスについての陳腐な謝罪を求めているのではない。新たなエンターテインメントを求めているのである。
○塚○三上級国民殿、桜塚○っくん、真○パコ雷○、楠○桜ちゃん、黒川○務検事正、桃○ね○ちゃんの語尾、いずれもわれわれは守護ることができなかった。それでも、折本かおりちゃんだけは俺が守護る!
ちなみに彼女もかおりに似てる(聞いてないw)
以上、よろしくお願いいたします。