ソーシャルグラフとは?〜スタートアップエコシステム構築に向けて〜
モンゴルのスタートアップ・エコシステムの構築に向けて動く中で、起業のファイナンス(著者:磯崎哲也)を読み直していたのですが、「ソーシャルグラフ」という面白い考え方があったので、少しメモしておきます。
本書では、ソーシャルグラフを、「個人」だけでなく、「法人」も含む広い意味での「人と人との関係」と表しています。
このソーシャルグラフをイケてるものにすることで、自社の信用力を高めて投資を呼び込んだり、イケてる人材獲得、顧客獲得に繋げることができ、「状況に合わせて臨機応変に対処できる能力」を獲得することができるのです。
本書が定義する「イケてるベンチャーの要件」:
「イケてるソーシャルグラフの中に潜り込んで、自分の必要をかなえる能力」、たとえば、「資金を出してくれる人にたどり着いたり、人材などを見つけ出したり、営業で成果を上げる能力があること」
モンゴルだと、どのくらいソーシャルグラフが出来上がっているのか、まだまだ未知の部分があるなーと感じております。もっと深く入り込んで、ソーシャルグラフの限界があるのであれば、そこに対して何か出来ないかな〜と思っております。