暴風、ボウフウ、ブー・フー・ウー

今日は悪天候だし日記はお休みと思っていたが、朝方ちょっと晴れ間が覗いていた。青い空が見えたら書く、がルールなのでそれに従いたい。

お日さまが愛想程度に顔を見せていたのは午前中早い時間だけ、みるみる天気は下り坂になり、今は暴風雨である。最近の低気圧は加減というものを知らない。困ったものだ。

さて、暴風と聞くと思い出すのが「オランダボウフウ」である。幼い頃、ドリトル先生シリーズにハマっていた向きは「おお、ガブガブの大好物！」と膝を打つのではないか。

怠惰で小生意気で食い意地だけは一丁前の子豚。それがガブガブだ。まったくいいところなしの性格だが、なぜか嫌われていない。人間にもそういうタイプ、いますよね。

そのガブガブの好物がオランダボウフウであり、私はこの耳慣れない名前の野菜にたいそう憧れた。なにせ今と違って調べる手段が限られていた時代だ。味も姿も想像できない異国の食べ物は、ただただ憧憬の的だった。

大人になってから正体はパースニップという根菜の一種だと知ったが、未だ口には入っていない。いつかは味わいたいものである。

ところで、子豚といえばブー・フー・ウーが有名だが、さすがに私もこれをテレビで見ていた年代ではない。ただ、なぜメキシカンな姿形をしているのかだけはずっと気になっている。これもいつか調べてみたい。