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12/20発売「怪と幽」18号 編集担当記事について


前々回は特集、前回はライティングを担当した記事について見どころなどをお知らせしました。

最後に編集実務を担当したコンテンツをご紹介したいと思います。
まずは表紙をあけて最初に目に飛び込んでくるグラビアページです。
今回は玉川麻衣さんにお願いしました。

玉川麻衣さんといえばやはり狼絵が思い浮かびますが、今回は狐を描いてくださっていました。年末、たいへん盛り上がるというあの狐たちです。お正月前に出る号にふさわしい、行く歳来る歳を繋げてくれる縁起の良い絵ですので、手に入れるのが吉かと。

みんな大好き怪談実話コーナーはひびきはじめさん、煙鳥さん、松永瑞香さんのお三方が寄稿してくださいました。
ひびきはじめさんは『幽』以来久しぶりの御登場です。身近な、体験者本人は怪談とも思っていないけれども、他人が聞くと……的なお話を書いてくださいました。大仰なことはなくても怪談は成り立つことに改めて気づかされます。
煙鳥さんの作品は最近流行りの呪物怪談です。著者が直接関係するお話ならではの生の手触りがします。
松永瑞香さんは前号の百物語にも御登場でしたが、その収録時に聴いたアフリカ怪談が忘れられず、今回はぜひにということでお願いしました。期待に応える一作で、妖怪好きは「え、これもしかして、水木サンのあれ?」と思うはず。必読です。


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門賀美央子 Monga Mioko
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