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「好きなことを仕事にする」という呪いについて。
「好きなことをやって生きていく」方法についての結論。
(最後にオマケ:私の好きなことも載せました:ヒントは記事の最初の写真です)
1.本当に好きなことをやりまくってその世界のプロになる。
2.好きを他人と共有し、他人を楽しませるような情報などを売り仕事にする。
3.好きなことを好きなようにできるように、お金を払ってそれをやる。
これが今回の話の結論です。これを考えると、タイトルの言葉
「好きなことを仕事にする」
についてどう思いますか?これ、言葉はキレイで、誰もがそれを目指したいと感じてしまう言葉だと思いますし、実際にそのような働き方をしていて、そのように発信している人もいます。
そう言う私も教員という仕事は割と好きなので「好きなことを仕事にする」という言葉は達成されているのだと思います。
しかし!
これは生徒にとっては呪いの言葉なのではないかと私は思っています。多分次のようなことが頭の中をぐるぐる回るのではないでしょうか?
好きなことを仕事にする?
好きなことって何?
自分が好きなことは仕事になるの?
仕事になるほど好きなことなんてない。
やったことのないものが好きかどうかなんて分からない。
ジャニーズ好きな女子、ジャニーズのことを好きで応援していて、お金をたくさんかけることはあっても儲かることではない。
野球に打ち込む男子、どんなに時間をかけて人生をかけて練習をしたとしても、甲子園に出られるのはほんの一部、そしてプロになれるのはそのまた一部。基本的にはプロでやっていくことはできない可能性が高いです。
このように「好きなことを仕事にする」というのは残酷な、無責任な言葉であると感じます。
今の時代、好きなことを情報発信して食べていくということができる時代になっています。これは私が子供の頃とは全く違う、今の時代の稼ぎ方ということになります。私が子供の頃は、この2人の例では絶対に仕事にはならないというのが現実でしたが、今の時代は違います。
ジャニーズの情報をブログで発信して、アフィリエイトでグッズの販売を促して手数料をもらう。
野球の初心者向けの練習方法を動画にして配信して収入を得る。
そういう意味で、好きなことを仕事にすることは可能ではありますが、マネタイズというか、お金を稼ぐ形を作る方法を学ばなければいけません。そして、そのお金を稼ぐ部分は「好きなこと」ではないかもしれませんね。
そういう意味で、完全に好きなことだけをやって、それを仕事にできるということはないのです。それだったら、一層のこと、お金は別で稼いで、好きなことはお金を払ってやりませんか?
そうすれば好きなことだけできますよ。
だから、お金を稼ぐということと、好きなことは、必ずしも一致させる必要はないのです。というか、一致させるのか、させないのかを、自分で選択するようにしましょう。
まとめ
「好きなことをやって生きていく」方法
1.本当に好きなことをやりまくってその世界のプロになる。
2.好きを他人と共有し、他人を楽しませるような情報などを売り仕事にする。
3.好きなことを好きなようにできるように、お金を払ってそれをやる。
オマケ:私の好きなこと
私、お酒が好きなのですが、大学生の頃、BARのカクテルにハマったことがありました。素材を適切なレシピで美しい所作で調合していただくカクテルにハマりました。
「好きなことを仕事に」という呪縛が当時の私にはあり、バーテンダーになろうと本気で思った時がありました。そしてBARでアルバイトを始めました。
初めて数日で気づきました。私には向いていない。
それから1年くらいでアルバイトはやめました。私にとっては、カクテルはお金を払うほうが幸せで、仕事にするには向いていませんでした。
仕事にはなりませんでしたが、アルバイトで学んだ知識は今でも役に立っています。今家でソルクバーノというカクテルを飲みながら更新しています。オススメです。