#591【旧ブログ2015年3月21日投稿】10回目の春、1回目の春
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注意:
この記事は、旧ブログ(http://blog.livedoor.jp/moneylight/)において、【2015年3月21日投稿】に投稿した記事を、Movable Type形式でlivedoorブログからnoteにインポートしたものです。
あくまでブログの継続性を担保するために機械的に記録したものにすぎず、レイアウト等はほぼ引き継げておりません。
また、2014年4月以前の記事については、noteの仕様上投稿日が正しく表示されません。
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10回目の春、1回目の春
2015年3月21日
http://blog.livedoor.jp/moneylight/archives/52113115.html
★★★★★★★★★
ずいぶん暖かくなったなあと思えば、きょうは春分の日だそうです。
社会人にとって、土曜日の祝日というのはまったくもって価値がない。
大学のころは完全週休二日制であったため、土曜は常に休みであった。
中高のころは、私は私立に通っていたがため、隔週で土曜に授業があった。いわゆる「半ドン」というやつである。
その半ドンも、祝日と化した土曜の前には敵わず、休みとなるのだ。
祝日が日曜であれば、振替休日が翌月曜に設けられ、三連休となるのだが、土曜に当たると振替休日は生まれない。
無能、無能!!!
が、春分の日は世界的にも珍しく天体の運行によって日が決まるという祝日なので、日をずらそうとすると地球や太陽の位置をずらさないといけない。
そんなことをするならまだ月曜働いたほうがマシだということで、おとなしくきょうを過ごしている。
さて、本日3月21日は、春分の日であると同時に、とある記念日でございます。
そうです。321系の日です。

京阪神地区の各駅電車として活躍するJR西日本321系電車、う~んカッコイイ!
違います。
3月21日をもって、このブログが10週年を迎えたのです。
へー…
10周年!?!?
http://blog.livedoor.jp/moneylight/archives/16868320.html
2005年03月21日
日記
日記のページはっもとからあったんですが、今何かと話題のライブドアさんの
ブログシステムもよさそうだったので、こちらにかえてみました。
よろしくおねがいします。
この一番最初の記事を書いてから、もう10年が経過してしまったということだそうです。
うわあああああああああああああああ!!!!!!!
まさか10年たっても同じようにブログをパチパチを打ち込んでいるとは思わなかった。
時の流れはあまりにも早いものである。
当時私は中学1年生だった。
それが今や…中学どころか大学まで卒業してしまい、働き始めてしまっている。
私が10年間パソコンに向かい続けている間に、つくばエクスプレスが開業し、京阪中之島線が開業し、阪神なんば線が開業し、東北新幹線が新青森まで開通し、九州新幹線が全通し、北陸新幹線が金沢まで延伸してしまった。
では、10年前の世界はどんな世界であったのだろうか。
世界情勢と私の身の回り両方を交えて、ちょっと振り返ってみよう。
当時はまだ、windows XPが最新のOSであった。
翌2006年にvistaがリリースされるのだが、未だにXPは使われている。
なお、当時の我が家のPCはなんと悪名高きwindows Meであった。
フリーズすること日常茶飯事、再起不能に陥りOSのクリーンインストールをしたことも何度があった。
コイツのお陰でPCに詳しくなったといっても過言ではない。
我々の身の回りのもので、最も技術の進歩のスピードを感じることができるのが、携帯電話であると私は思う。
昔の「未来予想図」的なイラストなんかを見ると、空飛ぶ自動車がびゅんびゅん飛んでて妙に曲線的な建物が並んでいるような図がよくあるが、スマートフォンのようなものを予想している図はなかなかない。
手のひらサイズの機械で写真は撮れるわ他人と連絡が撮れるわ調べ物もできるわ果ては電車に乗れたりモノが買えたり現在位置が分かったりできようようになるなんて、考えられなかったであろう。
スマートフォンだけは、昔によくあった未来予想図を越えたモノであると思う。
2005年はちょうど私が機種変更をした年であったと思う。
というのも、2004年に中学を入学した段階で携帯電話を持たせてもらったのだが、それがなんとあの懐かしきTu-kaだった。
覚えている方もおられるだろうが、Tu-kaは2005年にauに吸収される。
その際に、Tu-kaユーザーは、番号やメールアドレスはそのままで、ただし端末購入時は新規契約と同じ条件で、auに移行することができる措置がとられた。
今でいうところのMNPの先駆けのようなことが行われた。
当時auは、「CDMA 1X WIN」というサービスを行っており、料金体系も「ダブル定額」というのがあった。
着うたフルやEZアプリというサービスが利用でき(Tu-kaではサイトの閲覧ぐらいしかできなかった)、しかも料金は定額。
あまりにも魅力的だった(事実、auはWINダブル定額により加入者を増やした)ので、Tu-kaのau合併の2日後ぐらいにさっそくauに移行しにいった。
そのときに買った携帯電話がこれだ。

三洋電機のW32SAである。
もはや三洋電機自体懐かしいし、いまガラケーと言われるこのパカパカケータイも若干懐かしい。
tu-kaから来た私にとって、まさに革命であった。
狂ったように着うたフルや、.3g2という拡張子のよくわからない楽曲ファイルを収集していた。
軍艦行進曲をダウンロードして道を外れたのもこのころである。
また、この機種が時代を感じさせるポイントとして、W32SAにはアナログTV放送を受信できる機能があった。
アナログである。デジタルではない。
地上デジタル放送が始まって2年経ったころだったので、地デジも地アナも両方あった時代ではあるが、ワンセグというサービスがまだ無かった。
iPhone以外のケータイにはだいたい付いているワンセグ(意外と使わない機能)も先駆けである。
もちろんそれまでに既にインターネットというのは普及していたが、2005年ごろというのは、インターネットが若者すべてに普及し、ネット文化とリアルの若者文化がシンクロし始めたころであると私は思う。
それまでネット文化の中心というのは2chであり、その2chも一部の者しか見ていなかった。
そんなころ、電車男の映画とドラマが放映されるのが、2005年である。
電車男以前と以後で、2ch自体の人口が変わったのは紛れもない事実である。
同時に、2ch以外のネットコミュニティも着々と成長しはじめてきたころでもある。
ブログブームというのは、まさに2005年ごろに起こったと記憶している。眞鍋かをりがブログの女王とか言われてもてはやされていたり、きっこのブログとかいう言葉をよく聞いたのもこのころだ。
そのブームに乗っかり、ブログを解説した痛い中学1年生が、マネーライトとかいう輩だ。
mixiも利用者が伸び始めていたころでもある(当時は18禁)。
この年以降、2006年にYouTube、2007年にニコニコ動画、2009年にTwitterやFacebook(いずれもサービス開始年ではなく利用者が伸びてきた年)が出て、今や2chがネットの中心ではなくなっているが、2005年当時はまだまだ2chが中心であった。
きっこのブログとかいうものが一躍注目を浴びたのは、耐震偽装事件のときだった。
そう、俗にゆうアネハ事件である。これも2005年だった。

2005年もいろいろな事件があったが、個人的にはこの人の顔がまず思い浮かぶ。
個人的な話題だけでは2005年という年をよくつかむことができないので、他にどのような事件があったか、見て行きましょう。
ここからは申し訳ないがwikipedia等で2005年になにがあったか調べます。
・ライブドア騒動
1月ごろにあったのが、ライブドア騒動である。
ライブドア騒動といっても何度か騒動を起こしているのでどのことか分からないが、ホリエモンが村上ファンドとかいうところとつるんでニッポン放送にTOBを仕掛けた事件だった。
そのときはまさか逮捕されるとは思ってなかったが、それはもう世間を賑わしたことであった。
・騒音おばさん
ひっこーし!ひっこーし!のおばさんの事件も、この年だったらしい。
後年、ネットで「引越しおばさんは旗が三色の某宗教団体にいじめられていた」という噂が流れ、何故か広く信じられていたが、なんだったんだろねアレ。
極楽とんぼの逮捕されたほうが、このおばさんのマネをめちゃイケでやってたのも10年前なのか…。
・福知山線脱線事故
尼崎の先のところで、JR西日本207系電車(冒頭で紹介した321系のひとつ前の型の電車)が脱線して、106名というあまりにも多すぎる犠牲者を出した事件。
私が夕方中学校から帰ってきたら、延々ニュースでやっていたのを思い出す。
普段電車に乗っていて、「事故って死ぬかもな」なんて考えることはまず無い。
故に衝撃的な事件であった。
・愛・地球博
愛知万博である。
見に行ったなあ。
広場みたいなところで大型スクリーンで甲子園の決勝?をやっていて、我が地元京都外大西と駒大苫小牧の試合を観戦していたのを覚えている。
そのときの駒大苫小牧のピッチャーが…アレですよ、里田まいの夫のアレですよ。
ちな里田まいの夫が優勝しました。
・例のアレ
優勝といえば、2005年は阪神タイガースがセリーグ優勝を決めた年でもある!!!
うむ!
それ以下でもそれ以上でもない!!!!
その後の日本シリーズのことなぞ、一切覚えておらぬわ!!!!!

…この事件からもう10年経つんだよなあ…。
・郵政選挙
当時の小泉首相が郵政解散をしたのも2005年であった。
結果として自民党がボロ勝ちし、郵政民営化反対派は造反組とされ自民党を追われることとなった。
当時はまだ日本郵政公社だったんだなあ…。
在任期間が長かったことと、思想を形成する思春期において、内閣総理大臣をずっと小泉純一郎が務めていたので、私にとって総理といえば未だに小泉である(支持しているとかそういうわけではないが、イメージとして)。
こんなところでしょうか。
あと、個人的には、2005年は「戦後60年」ということすごく宣伝されていたように思える。
ということは今年は戦後70年。
戦後すぐに生まれた人でも70歳のおじいさんなわけで、もう戦時中のことを覚えている人は80,90となっている。
10年後にはほとんどいなくなってしまい、戦時中のことを聞くことはできなくなるんですなあ。
最後に、2005年の流行語などを紹介しましょう。
・2005年の流行語
「小泉劇場」 「想定内(外)」
「クールビズ」
「刺客」
「ちょいモテオヤジ」
「フォーー!」
「富裕層」
「ブログ」
「ボビーマジック」
「萌え~」
一部聞き覚えのない言葉もありますが、だいたいは上で挙げたトピックが流行語に選出されてますね。
・2005年の流行歌
「青春アミーゴ」
「さくら(ケツメイシ)」
「OCEAN(B'z)」
など(知らないのは削除したら3つだけになりました)

野ブタをプロデュースは見ていたわけではないが、修二と彰懐かしすぎる…。
・2005年のベストセラー
「新・人間革命(14)(池田大作)」というのは置いておいて…
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
「電車男」
とかがランクインしてます。ありましたね。
・2005年のドラマやアニメ
ドラマだと、電車男にくわえ、「女王の教室」「花より男子」など。
アニメでは
「ローゼンメイデン・トロイメント」
「魔法先生ネギま!」
「AIR」
「灼眼のシャナ」
などが2005年放送です。
10年前なのか(絶望)


いかがでしょう。
2005年がどんな年だったか、少しは思い出すことができたでしょうか。
みなさんもそれぞれに思い出があると思いますので、ぜひ御自身の10年前を、この機会に思い出してみてください。