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【よもやま話】投資で「人気です」は、「損します」と同義語。

業務が空いた村上です。お仕事お待ちしています(笑)

@鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー&資産バランスプロジェクト

さて、証券会社での出来事です。
証券会社では大枠のノルマは本社から降りてきます。
例えば、投資信託のノルマ決定は大概本社。
出来ていないと、営業推進部から支店長あてに電話きたりします。

しかし、本社からのノルマだけでなく支店内でもいろいろあるんです。
例えば、営業部長的な職責の人が
「○○株を買えぇぇぇぇぇぇ」
となる時もあるし、
「△△株持ってたら、全部売り払え!」
などという時もあります。
部長が買い推奨した銘柄を突然そんなこと言うから、
社員は右往左往するわけですね💦

ま、よっぽどの変わり者?でもない限り、自分で銘柄選んで勧めるなんて
あまり無いです・・・
村上は超変わり者なので!
部長の買い推奨を空売りを仕掛けたりしていました。

それには、理由があるんです。

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いってみましょー

マーケティングの基本に忠実だから

何度も当ブログでは書いておりますが!
金融機関は売買することでしか、手数料を得ることができません

ですので、「売れそうな商品」をノルマとして設定します。
「値上がりしそうな商品」ではないのでご注意を。
つまり、皆さまに良い情報が行き届いたところで、商品設定が基本

マーケティングの基本ですね!

しかし・・・例えば家電だったり、車だったりですとそれはお客さまにとって有効なケースもあります。

それが運用だとすると、その市場は過熱状態にほぼなっています。

でも、金融営業なら勉強されてるでしょ!?
と思われるかもしれません。

夢見るのは止めましょう・・・
資格の勉強がせいぜいで、朝から晩までノルマに追われて、
それが余裕できたら新規顧客の開拓に追われる営業員に
そんな時間があるわけありません💦

アナタの資産が増えても、ありがとうと言われても、
営業員の給料は一円も増えないのですよ・・・

バックミラー走法だから

金融営業は良く過去の実績の話をします。

過去○%の実績で、これが今後も続くとしますと~

こんな話を聞かれたことはありませんか?
では質問です。

今後も続くんですか??

チャート(株価をグラフ化したもの)が右肩上がりだと、
その先も右肩上がりなのでしょうか??

これは、
今日まで5日連続で晴れています。ですから、あと5日間は晴れるでしょう。
と言う天気予報と同じ
です。

相場は予想するな!という人もいるけれど

ここからは、ではどうするの?という話です。

営業員は相場が過熱したものしか持ってこないし、
過去を見て相場を考えてもダメ。
方法ないじゃんとお考えの方。
そうでもないんです。

ほぼ信頼できる未来・過去というものがあります!

それは、人口は未来を予測できます
これから生まれる人数は難しいですが、
今10歳の人たちは10年後に20歳になります。
その人数はほとんど変わりません。

人口の増加(減少)は、消費の増加(減少)を生みます。

決算は過去の誠実な数字です。
何で売上が上がったのか、どんな商品が伸びているのか、
これはキチンと積み上げられた数字となります。

チャート(株価)も誠実な数字ですよね?
と疑問に思われるかもしれません。
これは、「株価の位置」としては誠実です。
ですが、これを決める要素が決算以上に増えます。
例えば、日経平均が上がっていることは
その企業の決算に影響はほぼ与えないのに、株価には影響を与えます。

経営者のタフさは未来の困難を予測できます
人間には傾向があるもので、苦しい時にやたら強気な発言をする人・
弱気になる人・全く発言しなくなる人など偏りがでるものです。
経営者が変わらなければと言う前提ですと、信用に値すると感じています。

貴方が何気なく使っている商品の感想は、過去の誠実な積み重ねです。
お気に入りのその商品はどこのメーカーのものですか?
どこから買いましたか?
よく、他の人の口コミを読む人がいますが、
他人の感想より自分の感想に耳を傾けてください。
そこに、良い会社が潜んでいます。

実話「よもやま話」

2007年頃、2008年に中国でオリンピックがあるということで
証券会社は各社商品開発に取り組みました。
我々営業員もその販売に走り回ったものです。

TVでも2008年北京オリンピックに沸き立っており、
それなりに販売しやすかったことをよく覚えています。

今中国株が売れないのは、バカだと支店で散々言われたものです。
しかし、村上はほとんど販売しませんでした。
それは高度な読みでもなんでもありません。

いつも相場が当たる人はいない。
でも、いつも外すヤツはいる。
証券会社の力が入ったノルマはいつも外すヤツだ!!!

ってだけ。いろいろ文句も言われたけれど、
そんなに私に強く言える人いないので無視しました(笑)

結果、2007年の秋ごろから中国株は大暴落。
助かった・・・

次は、アメリカ株。
2000年頃から、ITバブルの崩壊とともにS&P500は下落。
2003年初頭には、営業部長より
「もうアメリカ株持ってるヤツのクレームは引き受けない!」
宣言が飛び出しました。

お前元々クレーム引き受けてないじゃん(´-ω-`)
って突っ込みつつ。
アメリカもしんどいのだなぁと見ておりました。
同年4月より、アメリカ株は急回復!
ご存知リーマンショックの直前までに2000年のほぼ高値まで戻しました。

その頃、証券会社は間違う理論ができない若手だったのが悔やまれます💦

そんな訳で、見える未来と信頼できる過去を見分けていきましょうね!

という事で、また(●´ω`●)
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村上 直人
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