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【コンサル】魚(人)よりも水槽の水(組織文化)って話

今日も絶好調の村上です。

@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト

さて、今日は水槽のお話・・・
ではなくて、人が大事、人が大事と言いますが、組織風土を考えてますか?という話です。
人材が育たない><という方は是非!

今日はそんな話でいってみましょー

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人に対応するのは難しい

さて、価値観が多様化すると言われている現在。
今までは就職ゴールと言われ、一流企業に入れば一生安泰という時代でもありません。
また、中堅企業でも一生勤めるつもりの社員の方もいれば、腰かけで副業を頑張ろうとする人や、逆に向上心があり転職してキャリアを積み重ねたい人もいるかと思います。
はたまた体育会系よろしく、上が言うことが正しいという人もいれば、自分に指図されたくないという人もいます。

このような状況で個々人にあった教育や社内ルールや接し方というは、言うは易し行うは難しです。

水槽(組織)の中に、淡水魚も海水魚もいる状態で魚が育つわけないわけです。

問題社員の雇用は守られている

日本では従業員の雇用は守られています。
これは横暴な経営者から”弱い立場”であろう従業員を守るために作られた法律です。
例え「皆の足を引っ張り、著しく業務を行わない社員」でも解雇はできません。

こういう話をすると、ちょっとした専門家は
「条件を満たせば、日本でもちゃんと解雇はできます」
と言いますが、現実には難しいことが多いです。

実際に解雇するには、まず”就業規則の整備”が必要です。
きちんと解雇の条件を書いてある必要があります。
※結構書いてない会社があるので、見直してみてください。

次に、解雇事由としては3つ考えられます。
1 勤怠不良タイプ
勤怠状況のデータをまとめるとともに、会社の管理体制に落ち度がないことが証明できなければ解雇できません。
また、注意から始めてようやく解雇ができます。
これが、一番簡単なパターンです。

2 非社交的タイプ
「協調性が無い」「不適切な発言がめだつ」などがあるケースです。
問題があると思われる社員に、具体的にどのような言動があったのか、他の社員からヒアリングをするなどして確認・記録が必要となります。
次に、本人に注意をする。
※注意・指導をしていた事実の有無により、不当解雇となるかどうかの判断が分かれる可能性があります。
また、配置換えで対応できないかの検討が必要です。

3 能力不足タイプ
業務に必要な能力を身につけるための指導や研修を行う必要があります。
改善が見られない場合は、本人に向いていない業務の可能性があるため、配置換えを検討する。
その後初めて解雇が検討されることとなります。

これらの解雇方法は、会社に人事部として独立した部署がある場合は対応できますが、多くの中堅企業では対応できないのが実際かと思います。

一番の問題は、問題社員ではなくとも人によって”普通”や”常識”は違います。その”普通”や”常識”の違いで人が辞めていってしまうことです。
水槽にサメ同士が入っているのには問題がないんです。
そこにアジが入ってしまえば、あっというまにエサとなってしまうでしょう。

水槽の水(組織文化)を明確にしていこう

人を個別に指導することは、難しい。
そして、解雇できないがために普通に働く人が辞めていってしまう。
そういった多くの会社を村上は見てきました。

解決策は一つ。
魚の育成が上手く行かないならば、水槽の水ごと変えてしまおうということです。

水槽の水とは、組織文化のこと。
勤怠が守られないならば、人事評価に反映していきましょう。
社交性がなく、問題発言があるならば、セクハラ・パワハラなどの規定を設定しましょう。
能力不足の社員に悩むならば、資格取得などに報酬を与えていきましょう。
挨拶から明るい会社であれば、挨拶を評価に加えましょう。
気が付いた時や、目に余った時だけ注意をするようでは文化になりません

「社長はこういう時って、すごい怒るよね~」
って言われてはじめて浸透したことになります。

これをすると、居づらい社員は自分から辞めていくことになります。
上手く行けば、心変わりするかもしれません。

水槽の水の入れ替え注意点

この組織文化を変える行為をするときは注意が必要です。
人は何かの変化があった時、その先を想像する生き物だということです。

「もっと厳しくなるのではないか?」
「他のことも口やかましく言われるのかな?」
「今の社員は要らないんじゃないか?」
と想像することは、得てして悪いことです。

新しい文化にそぐわない人が辞めることは致し方無いですが、いて欲しい人に辞められるのは困ります。

その為にも、ある程度経営者が今後のビジョンについて宣言しておく必要はありますね。

上手く魚がイキイキと泳げる水槽を目指して頑張ってください!

タイミングや言い方、一人で行うにはちょっと・・・
という方は「社外秘書」の活用を是非!

ということでまた(●´ω`●)

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村上 直人
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