【コンサル】TTP(徹底的にパクる)を妄信するからカモられる。
坊主にしたので、プロフィール写真を変えた村上です。
@鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー&資産バランスプロジェクト&地域コミュニティー活性化
TTP(徹底的にパクる)という言葉が流行ったのはいつ頃からでしょうか。
「自分の考えは間違えてるから成功者のやり方を徹底的にパクろうぜ!」
というその考え方は、行動を起こしやすくするのに一役買いました。
行動を伴わない知識は、無知と同じ。
ですので、行動することはとっても大事。
ここを否定する人はいないと思います。
私も、コンサル中に徹底的にパクってもらう時はあります。
なんだよ、あるじゃん!とか言わないでね💦
それは、前提や状況が同じ時という制約があるんです。
それが判断つかない状況で、徹底的にパクるは危険ですよ!
という話。
行動するが前提にあるので、考えてばかりで行動できない人は読まないでくださいねー
※私が伝える運用もコンサルも行動した結果、一回失敗した人向けが多いです。
自分の頭で考えるとはどういうことか
教えることを放棄した、ツッコみたいだけの上司の言葉ではありません。
しかし、自分の頭で考えた方がいいですよ!
そのお手伝いはしますと良く私は言います。
じゃ、自分の頭で考えるとはどういうこと?
となることが多いと現場では感じることが多いです。
何となくカンに頼ったり、自分の感情的にやりたい人が多いかな?
あとは、やたらと情報収集という名目で時間を使う人。
そうではなく・・・
自分の頭で考えるとは、仮説を立ててね!ということです。
なんとなく、耳にしたことがある人も多いはず。
仮説を立てるメリットってなに?
まず、仮説を立てないとどうなるか?から考えてみましょう。
・あらゆる情報を網羅的に読もうとし、時間がかかる。
・読んだ中で不明点を理解するために調べることで、さらに時間を浪費する。
・イレギュラーな情報に右往左往して、決断できなくなる。
と言う事になる。だから、時間が足りなくて行動できなくなるんですね!
これとは逆に、仮説を立ててしまうと
先に選択肢を絞り込んでいるので、
1 情報の洪水が防げて、時間短縮となる。
2 できた時間で問題解決がすすむ。
3 大局観をもって仕事ができる。
ということになります。
仮説を立てた上での情報収集とは、今ある選択肢をいかに絞り込むかを目的として行います。
仮説は間違う!
仮説とは仮定です。
当たり前ですよね(笑)でも、この当たり前を忘れる。
100%上手く行く方法なんてないんです。
でも失敗したら怒られる or 失敗したくない気持ちが先行して
行動しない。それならば、TTPとなるんですね💦
成功だらけの人生はないんです。
徹底的にパクって失敗したら修正が難しいからオススメしない。
だから、TTPは当然ですが「自分で立てた仮説もほぼ間違う」と思ってください。
でも、自分で立てた仮説だからから「修正できます」。
そして、仮説を立て続けるとある瞬間から
この仮説はなんか違う・・・
と感覚的に取捨することができます。
もうこれは仮説を立て続ける経験値でしかないです。
有名な話で、将棋の羽生善治氏は
一つの局面で80通りの指し手に気づくそうです。
そこから、ざっくり良さそうだと思う2~3手に絞って考えるとのこと。
80通り思いつくのも、良さそうな2~3手にすぐ絞れるのも経験値ですね。
間違うならどうする?
PDCAというのは聞かれたことがあると思います。
ご存知ない方の為に、
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
の頭文字を取ったもの。
同じように仮説も回していきます。
仮説
実行
検証
より良い仮説
となっていきます。
仮説が仮説を生むんですね。
そろそろ、仮説をちゃんと説明しないと伝わらなくなってきました!
仮説=問題(やりたい事)に関して、ストーリーをつくりその構成から全体シナリオまで作る事。
です。
羽生善治氏も2~3手まで絞り、決断の一手を打ったとしても相手は予想通りの手を打つとは限らない。=実行⇒検証
その後また手を修正していく。=より良い仮説
こうなっています。
ビジネスでの応用
仮説のメリットはわかった。
しかし、どう使う?
が知りたいところですよね。私の場合ですと
マクロ経済
業界の環境
経営指標
競争相手
顧客
はざっくりと書き出すことが多いです。
元証券会社出身ということもあり、上3つまでは早い(笑)
しかし、競争相手と顧客に関しては未知なので調べます。
ザックリが大事ですよ!
例としては
マクロ経済は良くも悪くもない。
業界としては、勝ち負けがハッキリしてくる。
経営指標はここが良い悪い(ここは財務諸表見ます)
競争相手は○○(地域の他のお店の値段や地図上での距離等を調査)
顧客は○○(男女比や年齢、それに対応する顧客単価)
こんな感じ。できそうでしょ!?
次に以前の記事
でも活用した図で考えます。
・売上がダウンしているなら客数が減っているのか客単価が下がっているのかはたまた両方か。
・顧客は新規が多いのか、既存顧客が多いのか。
なんて見ていきます。
そこから、打ち手を複数考えるわけです。
客数を上げる or 客単価を上げる
この時は客数を上げるスタッフキャパが無いために、単価しかない。
すると
・そもそもの値段を上げる
・割引を止める
・追加サービスを考える
等々
これを羅列していきました。
そこで出た仮説。
チラシとWebを連動させて独自のウリが出せれば
Webにそこまでお金を使わなくても新規は大幅に減らないのではないか。
既存顧客の継続と単価アップでお店の利益は上がるのではないか。
等々
の仮説を立てたわけです。
ここまで立てられれば、そうするための施策を考えていけば良いです。
これで、新規顧客が大幅に減ってしまったら、より良い仮説に進化していく方針でした。
どうでしょ?修正まで見えてきましたね。
徹底的にパクるのも大切ですが、このように「整理しながら」一度自分で考えてみることも重要ですよ!
それでも上手く行かない場合は、村上にメールか以下の本をご一読を。
という事で、また(●´ω`●)
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