電話サービス104とタウンページの思い出
先日、2026年の春に104の電話サービスが無くなるとのニュースを
耳にしました。タウンページも終了するそうですし、
昭和から続いてきたサービスが終わるのはちょっと寂しいですね。
104といえば、名前と住所を伝えれば、
全国の電話番号を案内してもらえる便利なサービスでしたが、
ハローページといい、今思うと個人情報ダダ漏れすぎて、
ほんと平和な時代だったのね昭和。とじみじみします。
この他にも
117時報
177天気予報
114話し中調べ
113電話の故障
などのサービスも昔はよく利用してました。
家の時計が狂う度に、117にかけて「ポッポッピーン」の時報と同時に
秒針までピタリと合わせていましたね。
117と177の番号がごっちゃになって、
無駄に天気予報を聞いてしまうこともしばしば。
113なんて、かけてもかけてもツーツーツーと話中の相手に
どんだけ長電話してんの?(怒)とイライラしてて、
でもこんなに長いなんて変じゃない?。
もしや電話壊れてるのでは?と
思わずかけたくなる故障確認の番号でしたよ。
めったに壊れるなんて無いはずなのに、他に方法が無いのでつい。
今から電話していい?って聞けるLINEとか本当に便利すぎる世の中。
この104が終了するという話題を夫くんが知人に振ったなら
「懐かしいね。若い頃ナンパしたことあるよ」とのこと。
104でナンパ?と思って詳しく聞くと
104に電話をかけて
「はい、104の◯◯です。どちらの番号をお調べでしょうか?」
と出たオペレーターさんに
「◯◯さんですね。初めまして。
僕は●●といいます。僕が教えてほしいのは…
その素敵な声の、◯◯さんの電話番号です。」
って言ってのけたそうな。
いや〜聞けば聞くほど昭和臭すごいですね。
顔も年齢も既婚かもわからない相手に有料電話での速攻アタック。
当然、冷ややかマニュアル対応でスルーされていたでしょう。
どう考えても成功率0%、でもやっちゃう若さ。
SNSも出会い系アプリもない時代の若者の
必死さが伝わってきます。
そんなみんながお世話になった104の終了
また一つ昭和が遠くなった気がします(遠い目)