見出し画像

一生懸命生きるということ


遂に3rdインスペクションが終わった。

最後のインスペクションは

何もかもが違った。

1st、2nd と
インスペクションを重ねる度に
比例するように私の中での重圧がのしかかってきた。

そして追い打ちをかけるように
最後のインスペクションは
一緒に頑張ってきた長崎組が
1人も居ない状況での参加。

本当は横浜行きの飛行機に乗る寸前まで


迷ってた。


知らない町に
自分一人で
沢山の自立した素敵な女性がいる大会に
こんな未熟な私が参加してもいいのか...。
もともとなかった自尊心が
もっと無くなってしまうのではないか。

怖かった。


逃げてしまえば楽になることも
分かってた。

だけど何度も自分自身に聞いた。


変わるためにこの大会に参加したんでしょ?
長崎と韓国を橋で結ぶんでしょ?
この大会こそは自分の力で結果を出すんでしょ?


私の出した答えは


今逃げたら絶対に後悔する
思い返した時に後悔はしたくない


私の母がいつも口癖のように言う。
『後悔だけはするな。後悔っていう言葉が1番嫌い。』
この言葉を聞いてきたからこそ
3rdインスペクションに参加することを
決意することが出来た。

そしてこの大会に参加してから
何度も頭によぎるのは

長崎エリア選考会の後、
ゆりさんとあやかさんと居酒屋でお話をした時の事。

あんなに私の事を想って話しを聞いて
アドバイスをくれた人は初めてだった。

何度も何度も言ってくれた

『大丈夫』

この言葉がどれだけ今の私を支えてくれているか。

beautyJAPAN日本大会に出ると決めてから
何度もこの光景がフラッシュバックする。
そして何度も泣いた。

『人生は今この瞬間の積み重ね』
『今を一生懸命生きるあなたは美しい』


3rdインスペクションでゆりさんが
私に下さったメッセージ。

見た瞬間私の中で数十秒

時間が止まった気がした。

涙は出なかった。
ただただ、メッセージが置かれたあの机の前で
立ち尽くした。

『ゆりさんの目に私はしっかり
一生懸命生きてるように映ってたんだ』

安心と嬉しさと驚きで
心が震えるのを感じた。

家に帰って何度も何度もメッセージを読んだ。
でもいつも泣き虫な私は

泣かなかった。

なぜなら私は

一生懸命生きてたから

今確実に言えること。

『後悔は少しもしていない』

beautyJAPANに出場すると決めた7月から
悔しい思いは沢山したけど

1度も妥協をしなかった。

仕事を休み、
インスピレーションを貰うため
宮崎大会、山口大会を見に行った。

𝟭𝘀𝘁インスペクションでは
衣装のチマチョゴリを
1枚の布から作り上げた。

自分の納得いくまでとことんやりたかった。

2nd インスペクションからは
事前審査を本気でやり抜いた。

Facebookをしている人が
ほぼいない世代に生まれた私。
友達に
『Facebookインストールしてフォローして欲しい』
と高校、中学の友達、職場の人へも
声をかけた。

ガイドブックやチケットも
私の歳は友達みんな社会人1年目の年で
お金もなければ、
大会当日に休みを取れる有給もまだない。

だけど沢山の人に声を掛けた。

noteも描き始めた。
私は自分の気持ちをこのように綴ることが
とても苦手。
文字で自分の気持ちが全て伝わるとは
思っていないから。

だけど毎日毎日noteに向き合い
毎日毎日少しずつ数行でも書くようにし
必死に食らいついた。

私自身の資金もほとんど底をついた。
MEO審査も
長崎は1つも無く
もう県外に行けるお金も無かった。

でも後悔はしていない。
これが私の限界だったから。
本当に全力でこの約5ヶ月間生きてきた。


beautyJAPANに出会えてよかった。


人生で初めて後悔のない
生き方をしたから。


__________________________________


来年、再来年beautyJAPANに出る方へ

まだまだ未熟な私だから
良いアドバイスなんか出来ないけど

ひとつ言えることは

自分自身の中身をしっかりと見てくれる人がいる。
全力で向き合ってくれる人がいる。
そんな大会が存在している。
1度しかない人生、
何十年とある人生の中で約5ヶ月間、
本気でチャレンジしてみてほしい。

確実に何かを得れるかは分からない。
それは自分次第だから。

本気で自分と向き合った先に
自分の1番求めるものに出会えるはず。

安定に成功なし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?