米CPIインフレ率鈍化、円高へ
米CPIが発表され、米国インフレ率が頭打ち、FRBの利上げペースが鈍化するとの観測から急激な円高となりました。
2022年の2月頃からFRBが利上げを行い(米CPIインフレ率の推移から見るとかなり出遅れていることが分かります)、それと呼応するように円安となっています。
米CPIは2022年夏の終わり頃にはピークを付けていますが、FRBは利上げに対して強気姿勢を継続(利上げに出遅れたトラウマがあったのでしょう)、それに伴い円安は進行していました。
今回の米CPI発表でインフレ率の頭打ちが確認でき、FRBも今までに十分に政策金利を引上げていることから一旦様子見に転じるだろうとの推測で、材料出尽くし、円高となったようです。
ここから先は
0字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?