学力とギャンブル(負ける人の共通点)
ギャンブルは自らの引き(運)によって勝つものだ!と考える人も多いかと思います。確かにギャンブルには運も必要です。ですが…継続してギャンブルで勝ち続ける人は「単なる幸運の持ち主」なのでしょうか?
わかりやすく説明するために「運」とはどれほど継続するものなのかを少し話します。とても分かりやすいのが50%といった数字です。50%とは皆さんがよく使う言葉で「1/2」二分の一です。
ではこの50%が連続して継続する確率を書いてみましょう。
・1連荘→50%(2回に1回)
・2連荘→25%(4回に1回)
・3連荘→12.5%(8回に1回)
・4連荘→6.25%(16回に1回)
・5連荘→3.125%(32回に1回)
・6連荘→1.5625%(64回に1回)
・7連荘→0.78125%(128回に1回)
・8連荘→0.390625%(256回に1回)
・9連荘→0.1953125%(512回に1回)
・10連荘→0.09765625%(1024回に1回)
50%継続が3連以上しない理由がわかりますね?この数字は誰がやっても変わらない数字(確率)です。つまりギャンブルは「人」や「モノ」に依存しません。どれだけ引の強い人でも50%を10連させることは不可能だということです。またこの確率とは1024回やったからといって収束するような数値ではありません。
そして皆さんがやっているパチンコやスロットは、10回どころではなく、多い人で年間に200日以上稼働していることでしょう。50%を10回連続で当てることがほぼ不可能なのに、どうして年間でプラス収支を勝ち取っているのでしょうか。
ここからは、これまで説明してきた設定1の勝率に当てはめて考えていきます。マイジャグラー5であれば、設定1の勝率は34%です。ギャンブルで勝てていない人は設定1を打ち続けていると解説してきましたが、その根拠を更に追求していきます。
ギャンブルというのは、概ね勝率が50%を超えていればプラス収支になると言われております。少ない試行回数だとこの数字はブレてしまいますが、試行回数が増えれば増えるほど、50%を超えている勝率であれば、おそらく勝てています。この話が事実かどうかを確認したい方は是非とも必ず収支を付けてください。(それが一番早い体験手法です)
ということは、ギャンブルで負けている人は、勝率が50%を超えていないということになります。つまり低設定を打ち続けていることになるという事です。マイジャグラー5であれば、設定3以上が勝率50%を超えます。逆に設定1or2は勝率50%を下回ります。ジャグラーをメインに立ち回る方で勝率が50%を下回る、年間の収支がマイナス域である方は、確実に設定1or2を毎日打ち続けている証拠となります。
また設定6の勝率は95%であり、設定5でも85%の勝率です。以前1日単位では設定6を打っても負けてしまうことはある、とお伝えしましたが、勝率95%を連続で外してしまう(負けてしまう)確率は相当低くなります。95%を5連続で外すということはあり得ません。(絶対ではありませんが…)
勝率50%の設定でさえも、2日連続で勝つのは難しいのに(4日に1回)、34%の勝率で継続して勝つのは不可能です。これは断言できます。
ギャンブルで勝ち続けている人は、常に勝率が高い台を選定できている。つまり「賢い」ということです。逆に負けている人は「賢いのでしょうか」それとも「賢くない」のでしょうか。この「賢い」という言葉は奥が深いのです。「賢い」という言葉には色々な意味が含まれていると思います。
「賢い人」(賢いと呼べる人)
・勉強ができる。
・頭の回転がはやい。
・リスクを回避できる。
・人の失敗を見て成功できる。
・同じ失敗を繰り返さない。
・詳しい人に聞き、会得する。
・分からない事は調べ、理解しようとする。
・その他
「賢くない人」とはどのような人でしょうか。
・勉強ができない。
・考えようとしない。
・同じ失敗を繰り返す。
・分からなくても調べない。
・調べるのが面倒で、解説を読まない。
・どうせ分からないと決めつけている。
・設定よりも己の引きだと思う。
・根拠のないポリシーがある。
4号機〜5号機にかけてスロプロ(いわゆる専業)を多く見てきました。その人達には共通点があり、それは「意外と高学歴者が多い」といった事実がありました。今でこそインターネットやスマホの普及により情報が誰でも簡単に手に入る時代となりましたが、当時は情報=貴重でありなかなか手に入らない時代です。
その貴重な情報を得るには、人に聞いたり調べたり調査したりと、とにかく頭を良く使って活動している人が多かった印象にあります。高学歴が全てではありませんが、「賢いなぁ〜この人」と思うことが多かった記憶にあります。
では、逆に負け続けている人というのはズバリ「賢くない」のだと思います。簡単に言えば、「同じ失敗を繰り返している人」です。
設定1は勝てないと何度言っても、設定1を打ち続けます。残念ながら「賢い」と言えません・・・。34%の勝率に全てをかけているのは、いかがなものでしょうか。
ちなみに、もしこの記事を読んでいる方の中に「設定1を打ったら負けてしまう事は知っている。だがしかし打ってしまう・・・」という方がいれば、まだ希望があります。この希望がある方というのはメンタリティーに問題があるだけで、時間をかければ治療ができるのです。
それでは、もう少し「賢い/賢くない」の話を掘り下げます。
仕事終わり18時頃から閉店まで平日立ち回る方に向けて話します。スロットは設定(PAY OUT) +メンタリティーとこれまで伝えてきましたが、「負け続ける賢くない人」には、更に勝てない理由があります。
大体18時頃から閉店までの時間を5時間とします。早い人で1時間に800回転、遅い人で500~600回転遊戯することができます。つまり平日の1日あたりの回転数は4000Gほどです。もちろんジャグラーであればボーナス中はボーナスゲームを回すことになるので、通常時を3500としましょう。(あくまでおおよその数字です)
負けてる人の共通点として以下3つが挙げられます。
①チェリーを取りこぼす打法で遊戯
②ボーナスは3枚掛け
③現金にこだわり貯玉をしない
まずチェリーの話ですが、ボーナスに当選しない非重複チェリーで1/38.26です。38回に1回はチェリーが出現します。チェリーの払い出しは2枚です。通常時3500Gを想定とした場合にはチェリーが少なくとも「92回出現」します。
92回×2枚=184枚(3,680円)
もちろんチェリー狙いをしなくともチェリーがたまたま取れることもありますが、万が一全て取りこぼした場合、3,680円の損をします。
次にボーナス3枚掛け遊戯についてです。設定1のボーナス確率は1/163.8です。3500G回した時にビックorバケのどちらかが21回出現することになります。私の知る常連さんに、「ボーナスは絶対に3枚掛けで回す」と言った謎のポリシーを持つ方がいますが、皆さんご存知の通り、本来は1枚掛けで回すことができます。
21回のボーナスを引いた場合に本来必要な枚数は21枚。ですが、3枚で揃える場合には、63枚メダルが必要になります。毎回2枚損をします。
21回のボーナス×2枚の損=42枚の損(840円)
更に続いて現金にこだわり貯玉再プレイをしない方は、1000円をサンドに入れる度に4枚損をします。(46枚貸し/50枚交換の場合)設定1を終日打った際の平均投資額は28,000円ですので、3500G回した場合平均12,000円ほど投資することになります。
千円札12枚(1万2千円)×4枚の損=48枚(960円)
さて全て並べてみましょう。
(上からチェリー損、揃える損、交換率損)
・92回×2枚=184枚(-3,680円)
・21回のボーナス×2枚の損=42枚の損(840円)
・千円札12枚×4枚の損=48枚(960円)
・合計:5,210円の損(※最大)
そしてマイジャグラーの設定1では、勝率が34%であり期待収支が-10,696円となっております。この数字は7000G回して、かつチェリーは全て取得し、ボーナスは全て1枚掛けで揃えた場合の計算です。今回は平日の3500Gを目安に計算しているため、その半分の数字である「-5,348円」が平均の負け額となります。ただしこれは先ほど挙げたような欠損が一切無い条件での試算となるため、①②③を全て欠損させてしまうと・・・
・そもそも打つと-5,348円
・更にチェリーで-3,680円
・ボーナスで-840円
・交換率で-960円
いかがでしょうか。これは賢いと誰も言ってくれないと思います。そして負けている人ほど、この欠損が多い印象にあります。
週に5回平均で仕事終わりにマイジャグラーを打つ人であれば、この欠損額だけでも毎週26,050円(最大数)になります。仮にチェリーをたまたま半分取れていたとしても欠損額はチェリーだけで1日1,840円。週に5回で毎週9,200円。
月に換算すると36,800円(週に5回×4週)になります。つまり年間441,600円ほどチェリーで損をしている計算となります。土日は少し長く稼働できる方であれば、欠損額はひどいことになります。
以上、今回のタイトルは「学力とギャンブル」でしたが、学力は気にしなくとも、賢く生きる、もしくは最低限損はしない方法を取る、という少しの努力をしてください。ギャンブルで勝てない方は、きっと現金44万円を大金と思っているに違いありません。その大金を毎回少しずつ失っている事実に気付き、少しでも賢くギャンブルをしてもらえれば幸いです。
ジャグラーのチェリーはバーを狙えば確実にフォローできます。バーが2個付いていて見づらいという方もいると思いますが、まずは狙う意識をしてください。少し早くても狙っていれば取れます。この打ち方はテクニカルなことではありません。
今回ブドウ抜きについては、説明しておりませんが、ぶどう抜きもできていない場合かなりの欠損です。またバー狙いをしないということはチェリー取得以外にも欠損があります。それは単独ボーナスを見抜けないということです。(設定看破できなくなります)
あれもこれも理解すると難しいため今回はここまでにします。
さて明日からやることとして・・・
・ジャグラーはバーを狙いチェリーを意識する。
・ボーナスは必ず1枚掛けで揃える。
・極力換金せずに貯玉再プレイで実施。
これは誰でもできることです。
是非すぐに実践して見てください!
以上、ご拝読有難うございました🤡
次回:負ける理由は設定1で勝てたから。
https://note.com/money_business77/n/n029a995f80e2
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