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脱サラのあと

脱サラしたはいいものの、
次の一手が「はて、どうしたものか」という感じです。

サラリーマン時代は”やらないとならないこと”にまみれていて、
そのなかで、”やらないとすぐ死ぬもの”
”やったほうが自分のためになるもの”
”やったら評価されるもの”
”やらないと後々苦しくなるもの”
”やらなくても結局は大丈夫なもの”
”やらなくてもいいもの”
などに分類して対応する毎日だった。

やらないとやばい系のやつを処理するのが得意な私は、
国民年金と国民健康保険の切り替え手続きをすぐにやった。
区役所でできて、窓口は別物だけど合計1時間半くらいで終わった。

税金関係だと、所得税は所得がないので対応不要。
住民税はなにかあるかと思ったが、1月に納付書が届きますということで、
それまで対応不要だった。

無職としての義務は果たしているようだ。

雇用保険の手続きをした。
ハローワークに行って、失業保険の申し込みをした。
失業前に、必要な書類は一式作成してもらえるように会社に依頼していたため、一式を持っていった。

2週間後に雇用保険説明会があり、その翌週に1回目の失業認定日が設定された。失業認定日も待ち時間を合わせても30分ほどで終わった。

失業関係の手続きはめちゃくちゃ簡単だった。
そして、失業しても何重にも手厚いサポートがあることを知った。

次の仕事は、と考え出すと、ぐっとなる。
やりたいこと、いまできること、この辺が妥当かなとか、
そういうことをずっとぐるぐる考えている。

そういう考え方じゃ、人生を大きく変えることはできないってわかってるんだけど。

悶々としだしたら、散歩するか、坂道ダッシュに行く。
うぉーーーーーーって坂道をダッシュ(15mくらいだけど)すると
まぁすっきりして、ぜぇぜぇ言いながら歩いて戻ってくる。

紅葉が綺麗で、毎日変化する街の雰囲気を見ながら、
惰性に流されていきそうな自分に、おいおいって問いかけるのに必死。

親友が出産、妊娠ラッシュです。
第一子を出産した子、第二子を出産した子、第二子を妊娠した子。
そんな家族を築く幸せな声を聞きながら、
私は何をしてんだろうなって思う。

そういう時はペンを取るか、坂道ダッシュするしかないね。

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