移植2回目も陰性、不健全化するINFJと共感しないISTP
夫と離婚したい。
私はこんなにも二人の将来を考えて子どもを得るために仕事も辞めて不妊治療をしているのに、「陰性だった」と報告した返事が「ふーん」って何?
共感するのが苦手なISTP?苦手だからって許されることと許されないことがあるんだぞ。
私が不機嫌になると、夫は目に見えて私に関わるのを避ける。
「事なかれ主義」「触らぬ神に祟りなし」
押し黙ってやり過ごそうとする。その姿がとても卑怯だと思う。
私はいろんな気持ちを共有したいのに、ハナからシャットアウトされてしまう。
「どうして何も言ってくれないの?」と切実な思いで聞いたことがあった。そうだね、そうじゃないね、なんでもいい、ただ話を聞いて、私の気持ちを共有してくれればいいのに。なにも言わずスルーされると、見放されたようなどうしようもなく寂しい気持ちになる。
「感情的になっている相手には、何を言っても無駄だから」
そんな私に夫はそう言った。確かにそうだよ、とてつもなく合理的だと思うよ。でも、妻に対してもその姿勢を貫くのかと呆れてしまう。
ずっと夫に合わせようと思ってきた。それは相手も同じで、お互いに歩み寄って今の形になっているんだと思っていたから、我儘は言ってはいけないと思っていた。けれど、夫を困らせないように、どんなに悲しくても取り繕って接するのに疲れたし、どうして私は私の感情をないがしろにしてまでそんなことをしなくちゃいけないんだととても悔しい。
もちろん、なるべく夫を困らせず、話を聞いてくれるように何度も何度も努力したつもりだ。でも治療の話になった瞬間、夫は耳を背けてしまう。
「治療に反対なの?」と聞くと、「そういうわけじゃないけれど」と返す。
「治療のこと、どう思っているの?」と聞くと、「好きにすればいいと思うよ」と投げやりに返される。きっと本当は投げやりなのではなくて、心から夫は良かれと思って私の隙にしていいよと言っているんだと思う。でも、こちらとしてはそんな無責任な話はないよねと思う。だからと言って、夫に何を言われてもきっと私は治療を辞めないし、夫もそれを分かっている。
いつもこうだ。治療が絡むと私は不健全になって、物事を決めつけて、頑なになって、こうして夫との交流を絶って1人部屋でひたすらパソコンのキーボードを叩く。そんな私を視界から遠ざけるように、夫は黙々とゲームに集中する。
いつもだったら、数時間後私が折れて、夕食の時間には私から全然違う話を振って夫も何もなかったように返して仲直り。いや、夫からしたら、もしかしたら私がこんな風に悶々としていることすら気づかないのかもしれない。
でも、もうそういうのは辞めた。
そうやって相手に合わせて、なんとか夫婦の形を保とうとして自分を曲げるのはもうたくさんだ。
夕食づくりはボイコットしよう。歩み寄りがなかったら義母に連絡して事の顛末を伝えよう。それで向こうが「自分は悪くない」という姿勢を貫いてきたら、もうそれで終わりだよね。勝手に1人で生きていけばいい。
というか、さっき義母に酔った勢いで「移植がまたダメだった」っていうカミングアウトメールを送ってしまい、それに反応が来ないあたりもうだめでしょ。いいよ、もう。嫌われたっていいから、私はもう自分の気持ちに嘘をつくことにつかれた。
良くない傾向だってわかっているけど、どうしようもない。
結局私の苦しみは私しか分からないのだし、理解し合えない人間とこれ以上一緒にいても時間の無駄だろ。もう離婚するか人生を終わらせるかで決着をつけないと気が済まない。今の状態が不健全だってわかってるけど、それを客観的に評価する余裕もないし、というか不健全INFJ共感しないISTPなんてたいそうなものじゃなくてただのよくある夫婦のすれ違いじゃん。
とりあえず、自分の気持ちを大切にするんだ。それがたとえ夫と対立することになっても。
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