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行きつく先はレトロな生活道具
気が付けば今日は冬至なんですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先日今シーズン初めて灯油を宅配してもらったのですが
18Lのポリ缶3本で7830円(配達料含む)もして
リアルに白目むきました。
燃料の高騰、今年も続行中みたいです。
ファンヒーターと反射式ストーブが主暖房の我が家には灯油が命綱。
家の周囲にワサワサ茂っている木で暖をとれたらどんなに良いだろう。。。
そんなことを妄想しながら日々暮らしております。
田舎暮らしと言えば薪ストーブ!だけど
朝晩の冷たい空気にご近所さんの薪ストーブの煙の匂いが
乗って来るとあぁ冬だな~って感じます。
私が小さい頃はしょっちゅう
近所で野焼きや落ち葉炊きをしていたから
煙の匂いを嗅ぐと懐かしい気持ちになるんですよね。
でもこの匂い、ご近所トラブルの素になるみたいで
先日別荘の管理会社からのお知らせに
「毎年薪ストーブの煙の匂いの苦情が多数来ています」と
強めの注意喚起がされてました。
私が住んでる別荘地は森に囲まれており
隣家とも距離があるので住宅密集地でも何でもないんですけどね。
田舎暮らししてるのに都会みたいなクレームを付ける人も
いるんだなぁと思ってしまいました。
憧れの薪ストーブを折角入れても心置きなく使えるのは
結局ポツンと一軒家位しかないという事かもしれません。
現実的に考えると・・・
それでも<火のある生活って良いよなぁ>と憧れてしまう。
じゃあどんな暖房が今の自分にマッチするのだろうか?
と考えるとやっぱり昭和の生活道具に行きつきました。
昔懐かしい豆炭あんかです。
今年の春思い切って母と私の分2個買いました。
楽天最安値のお店で1個6480円(2024年3月の価格)也。
シーズンオフだったからか通常値段より2000円位お安く買えました。
豆炭あんかを使ってみた感想
昭和感満載の武骨な形と
茹で蟹みたいなオレンジがお気に入りです。
構造が極めてシンプルで少々雑な扱いをしても
壊れそうもない所がスキ。
布団に入れておくと内部がほっかほっかですし、
日中は専用カバーの上に毛糸のブランケットを巻いて
コロコロしないようにダンボール箱の中に入れ足元に置きます。
足をその上に乗せるとじんわり暖かくて心地よく
冷え性にはありがたいアイテムです。
あと、電気を使わないから
災害時にも使えそうなところも気に入りました。
使い方要注意
火を使うので火事に気を付けるのは勿論ですが
一酸化炭素中毒が怖いので布団を頭からかぶらない事と、
部屋の換気に気を付ける事が鉄則です。
換気の頻度は1時間に1~2度窓を全開にして行う事が推奨されてますが
私はめんどくさいのと忘れっぽいので
あんか使用時は部屋の窓を常に5~10cm位開けています。
豆炭によって個性がある
最初に購入した豆炭は5㎏で1595円(約80個入り 送料別)
全体的にきめが粗くざっくりしています。
袋の底に結構な量の豆炭の粉が溜まっていてロスが多い印象です。
着火の際、独特な臭気が発生しました。
すんなり着火して立ち消えすることは無く
大体18時間くらい火持ちしました。
現在使っている豆炭は12㎏・3180円(送料込み)
硬く締まっていて着火時の臭気が殆どありません。
でも最初の内はかなりの割合で立ち消えしてしまい
何個か無駄にしました。
密度が高い分火の付け方にコツが要るようです。
こちらの会社のサイトを見て豆炭の正しい着火状態が分かり
最近やっと豆炭の扱いに慣れてきました。
使い方によりますがこの豆炭は丸1日火持ちします。
一袋に240個前後入っているみたいなので
単純に1日2個(あんか2個)使うとして120日分。
これなら冬中使えそうです。
豆炭あんかは適度な不便さ、
少々の危険と隣り合わせではありますが
昔ながらの火のある生活ってやっぱり楽しいです。