発掘した材料で作る その2
毎日暑さが続きます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は断捨離で手放せなかった端切れ布と手芸用の綿で
我が家にピッタリなエコグッズを作ってみました。
その名は「鍋帽子と鍋座布団」。
手持ちの鍋がたちまち保温調理器具になるという
画期的かつエコなアイテムです。
その原型は「火無しコンロ」という名前で大正時代から有るんだとか。
テレビや雑誌でもエコな調理器具として度々紹介されているようです。
ここ最近の暑さで夕飯の支度をするのがすっかり面倒になっていたので
手軽に美味しい物が出来てついでに節電できるってすごい!!と
早速「魔法の鍋帽子®」という書籍を購入。
この本にはおすすめの煮込み料理からデザートまで網羅した
85種類もの鍋帽子料理のレシピの他に
まん丸鍋帽子と鍋座布団の実物大型紙が付いています。
まん丸鍋帽子と鍋座布団を作ってみた感想
・とにかく存在感が物凄い。
写真で見るとそんな感じはしなかったのですが
実物は圧を感じるほど大きいです。
導入する前にしっかりと置き場所を考えておく必要があると思いました。
自作のまん丸鍋帽子の写真を撮りたかったけど
サイズが大きすぎて上手く撮れませんでした。
婦人之友社さんが販売しているまん丸鍋帽子の写真を貼っておきます。
実際にまんまる鍋帽子で保温調理してみた感想
・鍋炊きの白ご飯が簡単に美味しく出来てびっくり。
数年前に炊飯器が壊れて以来、
厚手のホーロー鍋でご飯を炊いていたのですが
火加減・水加減が難しく折角できたおこげが硬すぎて
我が家の高齢者2人には食べづらいというデメリットが有りました。
それが鍋帽子を使った炊き方では
ほぼおこげ無しのツヤツヤふっくらごはんが炊けて感動です!!
※おこげが欲しい人は加熱する時間を延ばせば出来ると思います。
1時間位保温してもホカホカごはんが食べられました。
巾着型鍋帽子も作ってみました
巾着型は畳む事を前提に作るので
少しだけコンパクトに出来ます。
保温力はまん丸型と比べると少々劣る印象です。
お鍋の頭がどうしても巾着の口から覗いてしまうので
保温力アップの為鍋座布団をもう1枚作って
蓋にかぶせてから巾着の口を絞っています。
片手鍋用にスリットが入った物を作りました。
2種類の鍋帽子を作ってみて
どちらの形もとてもシンプルな造りをしています。
大きなパーツで組み立てるので手持ちの端切れや手芸綿を
沢山消化できたので大満足。
ただまん丸型は綿入れが少し難しかったです。
綿がモソモソ・ゴロゴロして均等に入らず苦戦しました。
これは繊維の短い100均の手芸綿を利用した事が大きな原因かも。
出来ればシート状になって居る手芸綿か
布団綿を使った方がよりスムーズに作業できるのでは?と考えています。
巾着型で野菜の煮物やスープを作りました。
ジャガイモが煮崩れていないのにほっこほこで
白菜はトロントロンになってとても美味しかったです。
放置するだけでここまで野菜が美味しくなるなんて素敵すぎ。
病みつきになりほぼ毎日2種類の鍋帽子を活用し晩御飯を作っています。
鍋帽子は野菜やお肉の煮込み調理が得意なので
介護食作りに大いに活用できそうだと感じました。
本格的な暑さは始まったばかり。
この夏は鍋帽子と鍋座布団に助けてもらって元気に乗り切りたいです。