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節分到来・せん妄再来

毎日寒いですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私が住む伊豆高原では寒い中、早咲きの桜がチラホラ咲き始めています。

前回の記事では父が少し落ち着いたと書きましたが

またせん妄の世界へまた舞い戻ってしまいました。

真面目な顔をして「ピラミッド建設の秘密が解けそうです。」と話したり、

素っ裸で「今から旅行へ行ってきます」と部屋の中をウロウロしていたり。

あぁ、せん妄の世界に本格的に入ったなぁと感じるのは

言葉遣いの変化です。

とても丁寧な敬語を始終使うようになります。

多分他人と家族の顔が選別できないのでしょう。

めっちゃ変な言動を繰り返してはいますが

世話をしているこちらも慣れたもので

「今たっちゃん(父のあだ名)ランドへ遊びに行っているね~」と

せん妄の渦中にいる父をそれ程深刻にならずに看る事が出来ています。

一歩引いて冷静な目で見つめてみると

父のせん妄の世界、たっちゃんランドは

「不安・執着・恐れ」の3本柱が主軸となっているようです。

今回は特に「構って欲しい」という執着から来る要求が目立ちます。

夜の帳が下りる頃、父の活動が活発になってきます。

5分置きに食事の催促・テレビの調子がおかしい・ただ呼んでみただけ等

「すいませーん!」と些細な事で呼びつけては母をイラつかせています。

代わりに私が様子を見に行くと

「あの、お母さんでお願いします。」と

指名するので対応するのは母でなければダメなようです。

毎回2階の父の寝室まで駆けつけるのは結構大変ですし

体力と気力を奪われて物凄く疲れます。


そこで新たに投入したのがバッチフラワーの「チコリー

親子・愛情関係の問題に使われる事が多いレメディーです。


このレメディーのテーマは<手放し>

・自己中心的で所有欲が強く支配的な愛

・我儘で独善的

・人からの注意をひくために問題を起こしたり病気やケガを負う

・他者の愛情を求め続け満足しない等々・・・

上記のような傾向を持つ人に穏やかに作用すると言われています。


濃厚な愛情でありえない位祖母に束縛されて育った父は

絵にかいたようなマザコンです。

祖母が父に酷く執着するようになったのは

子供の頃お腹に寄生虫がわいて

死にそうになったのがきっかけだったと聞いています。

それから60歳で事故に遭い頸椎損傷するまでの間

幾多の事故、大病に見舞われ祖母に心配をかけ続けていました。

典型的な共依存の親子関係ですね。


父の場合、チコリーを摂取し30分~3時間ほどで落ち着いてきます。

症状にピッタリマッチするとたちどころに様子が変わるので

見ているととても興味深いです。

長年バッチフラワーのキットを持っていても

なかなか実践する事が出来なかったので

良い機会を与えて貰えたなぁと思っています。





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