見直しって大事
師走の月も折り返し地点を過ぎました。
気忙しさが増す今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私はと言いますと
この2週間、母の保険の見直しと
父の便秘でバタバタとしていました。
これが今のご時世?
少し前に伊東市の広報紙で伊東医師会の特集で
「在宅療養が主で時々入院」という方針を
打ち出していると書かれていました。
確かに母(75歳)のお友達の話を聞いていると
昔だったら長く入院する程の病状でも
今ではあっという間に家に帰されてしまう人が多い。
重篤な病気などで長期の入院・看護が必要となると
数か月単位で転院先を探さなければならなかったり。。。
医学の進歩も有るでしょうが、病床不足も大きな原因でしょうね。
病気療養って本人だけでなく家族の精神的・経済的な
負担がとても大きいなと感じています。
見直してみると…
そんな時、馴染みの保険屋さんから
母の保険を「見直しませんか?」と提案して頂きました。
話を聞いてみると今時の治療は
たとえガンでも短期入院で手術+通院で抗がん剤治療が多く
入院の日数が年々短期化して居るんだとか。
母が加入している医療保険は古いタイプで
入院の保証が出るのは7日以上入院した場合のみ。
最先端治療に一部しか対応していないので
毎月支払っている保険料と保障内容が
見合っていないのでは?と指摘されました。
母は年の割に超健康体。
市民健診でも一切引っかかることなく病院通いもしていません。
なので健康なうちに今時の治療法にマッチした
医療保険に入りなおす事にしました。
究極の選択
そのついでに父の保険も見てもらいます。
随分昔に知り合いに勧められるがまま加入したガン保険。
ガンになったら出るという保障金が65歳以上になると
ガクッと減る大昔のタイプの物で死亡保障も泣いちゃう位少ない。
これでは保険に支払っている分毎月貯金した方が良いかも?と
アドバイスを貰いました。
現在介護状態で持病だらけの父が入れる医療保険は
有るにはあるけど掛け金が高額な割に、条件が厳しいので
現実的に考えると解約して貯金するか、
そのまま継続するかの2択です。
父がこの先ガンにならないとは限らないけど
絶対にガンになるとも言えない
うーむ・・・
一か八かのギャンブルです。
それでも毎月の保険料を他(訪問看護や訪問医療等の費用)に回せるので
母と会議した結果、父のがん保険を解約しました。
父の現状
現在の父ですが完璧な寝たきりで要介護5です。
ここ1か月はうつ症状が強く出ているのか、
せん妄のお薬の効き目なのか分かりませんが
一日中天井を眺めぼんやりしています。
先日初めての摘便の為、訪問の先生に診察して頂きましたが
虚ろな様子に反し内臓は健康そうでなによりだとお墨付きをもらいました。
お酒を完全に飲まなくなって丸っと2年経ったお蔭で
未だかつてないほど顔の血色が良く艶々ピカピカ。
肝硬変一歩手前まで行った人とは思えない位です。
寝たきりで健康体って何だかヘンテコリンな感じですが
兎に角今の父はそういう状態です。
寝たきりの父を見て思う事
父がもう少し早くお酒を辞めていれば
こんな風に寝たきりにならずに済んだのかもなぁと。
でも、若い頃から「死んでも構わない」と
散々飲んで飲みまくっていたんだから
体が動かなくなってもそれは仕方が有りません。
冷たいようですが父の場合、完全に自業自得です。
個人的にはお酒ってとても身近で
みんなが好きなものの一つだけれど
心と体(特に脳細胞)を確実に壊す
めちゃ依存性の強い飲み物だと認識しています。
酒は飲んでも飲まれるな
昔の人は良いこと言いますね。
何事も程々が一番です。
この時期、忘年会や新年会で楽しいお酒の席が続きますが
皆さんくれぐれも無理をせず
ご自分の身体を労わってあげて下さいね。