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税金と向き合いたくなる、はじめの一歩

・何の税金をどれだけ払っているか、答えられる?
・税金と向き合うことは、人生得するチャンス

というお話です。

大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 7月3日放送より

■ 自分が払っている税金、気にしていますか?

どうですか?気にしていますか?

あんまり、興味がないですよね。
自分が払っているお金なのに。

でも、コンビニでお菓子を買うとき、アパレルで服を買うとき、金額を気にしますよね。

・金額がいくらか
・同じもので、あっちのお店の方が安い
とか

「自分の財布からお金が出ていく」という意味で同じなのに、税金の高い低いを気にしない人って、多いですよね。


■ 源泉徴収票は、所得税の支払額を示すもの

サラリーマンであれば、毎年源泉徴収票をもらいます。
この源泉徴収票、どんなものだと思っていますか?

「年収の証明書?」

ちょっと違います。
源泉徴収票は、「源泉徴収の表」なんです。

「は???」

まず、源泉徴収というのは、給与天引きに当たるものです。
こういったものが天引きされます。

・社会保険
・住民税
・所得税

なので、源泉徴収票とは「所得税をいくら払ったか?」を示す票ということです。
そのため、便宜上、年収が書かれているだけなんです。


■ やはり、税金としっかり向き合うべき

ここまでの話を読んで、こう思った人が多いのではないでしょうか?

「税金、全然自分ごとで考えてなかったな」

これを機に、税金としっかり向き合ってみましょう。

冒頭でお話した通り、お菓子や洋服を買うときの値段は気にしますよね。家計に相当な余裕がない限り、必ず確認します。

では、それと同じことを税金でもやりましょうよ。

サラリーマンは税金の知識がなくても生きていけます。
なぜなら、勝手に税金が天引きされるから。

けれども、お菓子や洋服を買うように、その時の値段を気にすることは、とても重要です。


■ 税金と向き合う初めの一歩は、給与明細

では、税金と向き合う初めの一歩は、なんでしょう?

大前提として、税金の知識は学校でも会社でも教えられません。

すると、フリーランスや経営者の場合、確定申告をする過程で税金と向き合うことになります。

一方、サラリーマンの場合、一番最初に税金に触れるのは、給与明細をみる瞬間です。
特に、初任給をもらうとき。

このとき、本来ならば自分ごとになるはずの瞬間です。
自分ごととして捉えることで、見える景色が変わってくるからです。


■ 税金と向き合うことは、人生を得するチャンス

例えば、額面25万円の人の手取りが20万円だとしましょう。

このとき、5万円の内訳を答えられる人はほとんどいません。

みなさん、よく「天引きされる税金が高い」と言います。
でも実際には、天引きされる5万円のほとんどは、社会保険料です。

つまり、税金はほとんど払っていなかったりします。

給与明細を見てそれが分かれば、「社会保険料が高い」と分かります。

すると、次は

・どうやったら、社会保険料が安くなるんだろう?
・ふるさと納税をすると、翌年の住民税が安くなるんだ
とか

こういうことが見えてくるわけです。

給与明細や源泉徴収票は、税金と向き合うチャンスです。
そして、自分ごとに捉えることで、人生得するチャンスでもあります。

だから、それを読み解く力をつけていきましょう。


■ まとめ

さて今回は、

税金と向き合いたくなる、はじめの一歩 
・何の税金をどれだけ払っているか、答えられる?
・税金と向き合うことは、人生得するチャンス

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

じゃあね!

大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n


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