「お金を使う」ことの意味を知ると、使い方に口出しできなくなる
・お金を使う=誰かの生活を、命を守る
・それを知れば、人のお金の使い方に文句は絶対に言えない
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 7月8日放送より
■ 誰にも教わらない「お金を使う」ことの意味
お金の使い方って、誰にも教わりませんよね。
本当は、幼少期や義務教育で教えられるべきなのに、誰も教えてくれません。
だから、「お金を使うことの意味」を理解していない人が多いです。これが理解できていると、他人のお金の使い方に文句は言えなくなります。
■ GoToキャンペーンへの批判コメント
以前、僕のYouTubeで、GoToキャンペーンの紹介をしました。
GoToキャンペーン
・新型コロナウイルス感染症収束後の経済活動の回復のため、官民一体で打ち出す消費喚起のキャンペーン
・旅行や食事に行くと、割引やクーポンがもらえる
つまり、旅行業を助けるための政策です。
よく考えられた政策だと思います。
でも、それを紹介したYouTubeには、批判的なコメントもありました。
「そんなところに回すお金があるなら、医療従事者に回せよ」
「くそ政府が」
ひどい言葉が書かれていました。
もちろん、この政策の財源は、僕たちが納める税金です。だから、税金の使い道について文句を言うのは分かります。
■ にじみ出る「富裕層ばかり助けるな」という思い
でも、そのコメントからは、にじみ出てくる感情が見て取れます。それは、
「旅行業にお金を投下するなよ」
「このご時世に旅行ができるやつは富裕層。お金のある奴を助けるなよ」
という思いですね。
その思い自体は、否定しません。
世間的にも多い意見でしょう。
あくまで税金の使い道なので、気持ちは分かります。
■ 贅沢に触れるコンテンツには、批判が入る
でも最近は、すこし恐ろしい方向に向かっている気がしています。
それは、個人のお金の使い道に関する文句です。
最近、僕のYouTubeで、「買ってよかったもの5選」という動画を出しました。1つ1つがそれなりに高額商品でした。
・ドラム型洗濯機
・ディノスの壁
・MacBook
とか
そこにも、批判的なコメントが寄せられました。
「そんな金があるなら、医療従事者に寄付しろ」
最近は、こんな風に、個人のお金の使い道に文句を言う風潮ができつつあります。
■ 他人のお金の使い方に文句は言えないはず
税金の使い道であれば、とやかく言う筋合いはありますよ。
でも、他人のお金の使い道なんて、文句を言うものではありません。
これは、とても恐ろしいことをしています。
そこに欠落しているのは、「お金を使うことの意味」に対する理解です。その意味を知っていれば、人のお金の使い方に文句は絶対に言えません。
■ お金を使うと、必ず誰かの生活を守れる
例えば、GoToキャンペーンで旅行に行くとしましょう。
旅行に行けば、色々とお金を使います。
・新幹線、飛行機などの交通手段
・宿泊費
・お土産
など
そして、お金を使った先には、必ず会社や個人がいます。交通費はJRやANA、宿泊費は旅館、お土産は販売店など。
僕たちが払うお金は、そこに勤める人たちの給料になるわけです。
つまり、お金を使うことは、その人たちの生活を守ることになります。
だから、僕の「買ってよかったもの5選」のYouTubeにおいても、購入先の人々の生活を守ることにつながっているわけです。
・ディノスで壁を買う→ディノス社員の給料
・ドラム型洗濯機→日立社員の給料
■ お金の使い方に口を出すのは、命の選別に等しい
逆にいうと、
「そのお金を、全て医療従事者に寄付しろ」
という言葉は、
「医療従事者以外の人の命はどうでもいい」
と言うのと同義なんです。
つまり、人の命を天秤にかけることと変わらないんですね。
これが、「お金を使うことの意味」です。
これを知ることで、人のお金の使い道に文句は絶対に言えなくなります。
そういう人が減ればいいなと思う一方、その根本的な理由は「お金の教育がない」ことです。
僕はこういう人を全員救いたいと思っているので、今後も発信を続けます。
■ まとめ
さて今回は、
「お金を使う」ことの意味を知ると、使い方に口出しできなくなる
・お金を使う=誰かの生活を、命を守る
・それを知れば、人のお金の使い方に文句は絶対に言えない
という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
じゃあね!
大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n
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