長い人生、上手くいかないこともある。それは絶対に必要な時間だ
・どれだけ努力しても、上手くいかない時期はある
・自分を信じて継続すると、いつか報われるタイミングがある
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 7月24日放送より
■ 今上手くいかなくても、後で必ず活きてくる話
夏になると、僕は税理士試験のことを思い出します。その時に頑張ったことを振り返ると、ためになっていることがたくさんあります。
このnoteを読んでくれている人にも、何かが上手くいっていない人がいると思います。もがいている人もいると思います。
でも、その経験は、後々に必ず活きてくる場面があります。
今回は、そんな人たちに「下を向かないでね」というメッセージを伝えたいと思います。
■ 税理士試験は、日本一人生の時間を奪う試験
税理士試験は、「人生の時間を奪う」という観点では、日本一厳しい試験だと思っています。
他の試験が分からないので、難易度の話ではありません。時間を費やすという観点で、一番大変な試験だと思っています。
特に、サラリーマンで税理士試験を受ける場合。
税理士試験というのは、全11科目あり、そのうち5科目受かれば合格になります。
フリーランスの場合、1年で2~3科目受けて、合計2年で合格する人もいます。しかし、サラリーマンの場合、勉強に充てられる時間がそもそも少ないです。
なので、1年で3科目受験するフリーランスにサラリーマンが立ち向かうには、1年で1科目に集中しないと、太刀打ちできません。
だから、サラリーマンの税理士試験は長期化するわけです。もっと言うと、税理士試験は、難関国家資格の中でも、最も時間を費やす試験だということです。
かくいう僕も、税理士試験は合格までに4年を費やしました。
■ 僕も、その時期の全ての時間を費やした
僕が税理士試験を受けていた時期、人生のほぼすべての時間を勉強に費やしました。サラリーマンの中で一番勉強したという自負があります。
その時の生活といえば、まず平日は9時~20時くらいまで働きます。そして、それ以外の時間は全て勉強でした。
・朝6時半に起きて、出社するまで
・昼休みは15分で終わらせて、残りの45分
・帰宅後、ご飯を食べてから日付が変わるまで
ずっと勉強。
これが基本365日という生活でした。
もちろん、土日も朝から晩まで勉強漬けでしたね。
これらは全て、「絶対受かるぞ」という意識の表れです。
■ それでも落ちた3年目の法人税法
その生活のおかげもあり、2年連続で2科目に合格することができました。4科目合格なので、残すは1科目です。
ですが、3年目の法人税法という科目で、落ちました。
そのときは、本当につらかったですね。
「もう一回やるのは無理でしょ」
というくらい、人生の時間をすり減らして臨みましたから、本当につらかったです。
でも振り返ると、この経験をして良かったと思いますね。
法人税法というのは、非常に重たい税金の話です。実務に使う上でも、なかなか覚えられない。勉強をし続けないと忘れてしまう、本当に大変な科目です。
だからこそ、今思うと、2年間勉強できて良かったと思います。
1年では、やっぱり身につきません。法人税法は、試験勉強の中から半分ほどは実務で使える知識もあったので、試験だけの勉強ではありませんでした。その点も含めて、2年間勉強できて良かったと思います。
■ 努力は必ず報われると理解できた
そんな税理士試験を通して、受験して良かったと思うことが1つあります。それは、
「努力が報われるということを、腑に落ちる形で理解できた」
ということです。
当時は、受かるか分からない中で、目標に向かってひた走っていました。今思えば、あの時代の自分は輝いていましたね。
この経験から、努力は報われるということが分かりました。逆に言うと、報われない努力があるとすれば、それはまだ努力が足りないと思います。
みなさんの中にも、暗闇の中を走っている人がいると思います。今は暗闇でも、その努力をいつか振り返ったとき、輝く時代に見えることがあります。なので、自分を信じて頑張ってほしいです。
■ まとめ
さて今回は、
長い人生、上手くいかないこともある。それは絶対に必要な時間だ
・どれだけ努力しても、上手くいかない時期はある
・自分を信じて継続すると、いつか報われるタイミングがある
という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
じゃあね!
大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?