感情で話をして、解決する問題はない
・コロナへの不安は、思い込みばかり
・情報源を幅広く持とう
・感情抜きに、データを見よう
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 7月25日放送より
■ 思い込みで物事を考えること
昨今のコロナウイルスの一件から、人々は思い込みで行動していることが見て取れました。
特に、緊急事態宣言が明けた後のことです。
人々の外出が増え始め、GoToキャンペーンも始まりました。そこでマスコミは、感染者の増加を煽るわけです。
この情報を見て、「危ないんじゃないの?」と思うのは普通です。人間だれしも、そう思うでしょう。
でも、これって感情的な思い込みなんですね。
■ 幅広い情報源から情報を得よう
おそらく、ほとんどの人は情報を受動的に受け取っています。自分でデータを確認するようなことはしていません。
さらに、受動的な情報がテレビだけの場合、悲劇に近いです。
テレビは視聴率が最優先なので、脚色をつけます。彼らも企業体なので、視聴率が取れるキャッチーな報道をするわけです。
そして情報源がそれだけだと、かなり情報が偏ってしまいます。
一人の情報だけでも、Twitterだけでも、情報は偏ります。
なので、僕の発信を見てくれている人たちも、僕の発信だけだと情報が偏ります。なので、色々な情報を取ってほしいと思います。
そういう背景もあり、僕は物事を感情で考えるより、データを使ってロジカルに考えます。
■ 感情と違い、データは簡単には変わらない
なぜなら、感情と言うのは、別の感情で上書きされるからです。
一時の感情で何かを押し通したとしても、別の場所で生まれた他の感情によって、簡単に上書きされてしまいます。
一方で、データは別のロジカルなものが無い限り、そう簡単に上書きされるものではありません。
だから、僕はロジカルなデータが好きなんですね。
■ コロナの陽性者数が増えているから危ない?
ではここで、最近のコロナウイルスの状況を見ていきましょう。
まずは、陽性者数が増えている話です。
これは、単純に検査数が増えているだけの話です。検査数が何倍にも増えているから、感染者数も何倍にも増えています。
もし、4月に今と同等の検査をしていれば、当時の感染者数はもっともっと増えていたはずです。
だから、PCR検査をした数に対する陽性者数の割合を見ると、4月からは格段に減っています。
■ 重症者は右肩下がり
また、重症者数のデータを見ると、まさに右肩下がりの現状です。
「2週間たったら急増するぞ!」
と言う方もいますが、それも感情論です。
確かに、コロナウイルスの潜伏期間は平均2週間というデータがあります。でも、自粛が明けてから既に1か月以上経ちました。
本当に2週間で激増するのであれば、もうとっくに激増していないとおかしいです。
でも実際には、検査数に対する陽性者数の割合も、重傷者数も、減っているという事実があります。
■ 死亡者もほぼいない
次に死亡者数ですが、こちらは7月に入ってからはゼロに近い数値です。
巷で聞こえる
「自粛だ!」
「GoToキャンペーンなんて中止だ!」
と言う声も、こういうデータを見て言っているなら良いんですよ。でも、おそらくそうではない。なぜなら、データと合わないから。
感情だけで言っているんじゃないかな、と思います。
■ 無症状感染者がウイルスをばら撒く問題
もっと言うと、
「無症状感染者がまき散らすから良くない」
という方がいます。
確かに、事実です。
僕もそれは危険だと思います。
でも、インフルエンザも無症状感染者はたくさんいます。そして、その人たちがインフルエンザをまき散らしています。
ほとんどの風邪も同じです。
でも、風邪やインフルエンザで自粛はしませんよね。
では何故、コロナだけこんなに自粛をするのか?
それは「ワクチンが無いのが怖い」からです。
■ ワクチンがあっても、大して変わらない
でもね、これもデータを見ましょう。
例えばインフルエンザワクチンの効果は、30~90%とかなり幅広いです。また、夏場でもインフルエンザで亡くなる方は毎月10人以上います。
厚生労働省のデータを見れば、すぐに分かります。
なので、ざっくりまとめると
・無症状の方でも感染させる
・毎月10人以上が亡くなっている
・ワクチンがあっても効果は確実でない
と、コロナとあまり変わりません。
でも、インフルエンザで自粛にはなりません。
だから、やっぱりデータを見ることが大切なんです。
・マスクをする
・手洗いをする
・うがいをする
・3密を避ける
という当たり前を踏まえた上で、感情抜きに行動することが重要なのではないでしょうか。
■ まとめ
さて今回は、
感情で話をして、解決する問題はない
・コロナへの不安は、思い込みばかり
・情報源を幅広く持とう
・感情抜きに、データを見よう
という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
じゃあね!
大河内薫マネリテ戦略室
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