キミの「本当の年収」を知ろう
・額面から税金や生活費などを引き切ったあと、最後に残るお金が「本当の年収」
・お金は残そうと思わないと残らない
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 7月14日放送より
■ ほとんどの世帯で、年間貯金額は50万円以下
今回は、「本当の年収を知ろう」というお話です。
さていきなりですが、金融庁の調査の結果、こんなことが明らかとなりました。
「ほとんどの世帯で、年間の貯金額が50万円を下回る」
お給料から税金や生活費を払って、最終的に残る金額が50万円を下回るということです。
なかなかに衝撃的な事実でした。
生涯を通して、どう考えてもお金が足りません。
ではどこで辻褄を合わせているかというと、退職金です。退職金前提で家計が回っているため、ほとんどの世帯で年間貯金額は50万円を下回るわけです。
■ 原因は日本人のマネーリテラシーの低さ
とはいえ、やはり不安が残りますよね。
こうなっている原因は、日本人のマネーリテラシーが低いことです。
そして、悪いのは本人ではありません。
教育です。
日本は、義務教育でも社会に出てからも、お金のことは誰も教えてくれません。先生も上司も部下も、誰も知らないからです。
でも、それだと人生は好転しないわけです。
■ 税金や生活費を払った後に残る「本当の年収」
人生を上向きにするためには、まず初めに「本当の年収」を知りましょう。
本当の年収とは、ずばり利益です。
サラリーマンでも、利益と捉えてください。
さて、どういうことか?
まずは、額面の年収がありますよね。
そこから社会保険や税金が引かれます。
更に、家賃・食費・娯楽費などの生活費がかかります。
このように、月々にかかる全ての費用を引き切った後、最後に残るお金が「本当の年収」です。
この金額がいくらあるのか?
これを知っておくだけで、マネーリテラシーは確実に上がります。
でも、ほとんどの人はやっていません。
■ 本当の年収を知るためには、知識がいる
なぜなら、それを知るためには知識が必要だからです。
具体的には、給料から何が天引きされているか?
・厚生年金
・健康保険
・雇用保険
・住民税
・所得税
この5つです。
これを完璧に答えられる人はほとんどいません。
だから、まずはこの5つを把握するところから始めましょう。
その後で、家計を知る必要があります。
・家賃
・水道代
・光熱費
・食費
・消耗品
・娯楽費
これを全て把握している人も、ほとんどいません。
でも、「天引きされる税金」と「家計の支出」を知って初めて、利益額を出すことができます。
■ 利益を再投資することで、次の成長につなげる
では、なぜ本当の年収=利益を知ることが大切なんでしょうか?
それは、お金は残そうと思わないと残らないからです。
仮に月100万円入るとしても、何も気にせず生活を送ると、全部なくなります。僕の体験談でもあります。
だから、利益という本当の年収を知る必要があるわけです。
そして、本当の年収を知ると、翌年の見込みが立てられます。余ったお金を再投資することで、翌年以降の成長につなげることができます。
「利益の再投資」という観点では、ディズニーリゾートが有名ですね。ここ5年間で出した利益が4000億円なのに対し、投資金額も4000億円です。
未来のために、全てを投資しているわけです。
■ 本当の年収を知り、人生を潤すものに使う
個人はそこまでしなくてもいいですが、利益を再投資するという意識は持ちましょう。
自分の本当の年収を知り、
・なにか人生に潤いを与えるもの
・人生を好転させるもの
に使ってほしいと思います。
■ まとめ
さて今回は、
キミの「本当の年収」を知ろう
・額面から税金や生活費などを引き切ったあと、最後に残るお金が「本当の年収」
・お金は残そうと思わないと残らない
という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
じゃあね!
大河内薫マネリテ戦略室
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