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国民の痛みに寄り添って、国会議員や知事は給料を返納すべきか?

・既に、一律20%カットは決定している
・国会議員の中でも、仕事量の格差が激しい
・政治も実力社会であるべき

というお話です。

大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 5月18日放送より

■ 国会議員の報酬は、1年間20%削減される

今回のコロナウイルスの影響で、生活に困窮する人達が沢山います。ではその一方で、

政治家も、国民に寄り添い、同じような待遇にすべきか。

というお話です。

つまり、政治家としての報酬を、国に返納すべきかどうか、という話です。

実は日本では、4月27日に改正歳費法が可決されました。これは、「国会議員の歳費を1年間、20%削減する」というものです。もう既に決定しています。

ただ、僕は本当にそれって必要なのかな?と思うわけです。


■ 世間は実力主義の流れ

そもそも、時代は実力主義に流れています。

例えば、同一労働同一賃金。「同じ仕事をしているなら、正社員もパートも同じ給料にすべき」という物です。

つまり、実力が同じ人間は、同じ給料に決まってるよね、ということです。そして、今後の日本全体のスタンダードとして、定着させる流れになっています。


■ コロナ対策で浮き彫りになった国会議員の質

一方、国会議員を見ていると、思う所がとてもたくさんあります。特に、今回のコロナ禍では顕著です

ウイルス対策について、安倍首相や小池都知事をはじめ、大阪府知事や対策班の方々など、本当に頑張ってくれています。

僕は、こういった人達の給料は、当然高い水準であってしかるべきだし、下げるべきではないと思います

一方、国会中継を見ていると、仕事をしていない人達もいます。

・寝ている人
・やじを飛ばすだけの人

僕は「ここの報酬を削ればいいじゃないか」と思うわけです。もちろん、裏でやっている仕事はあるのでしょう。ただ、その質は、安倍首相達とは雲泥の差です。

つまり結論として、一律20%報酬カットではなく、政治も実力社会であるべきだと思います。


■ 安倍首相の報酬は想像より安い

PRESIDENT Onlineというメディアで、首相の報酬の安さについて取り上げられていました。

安倍首相の年収は約4千万円です。
ただ、2012年以降、首相は報酬の30%を返納する、としているんですね。30%カットされると、年収は約2800万円です

一方、国会議員の平均年収は2200~2500万円ほどなので、安倍首相の報酬は、一般的な国会議員とさほど変わらないんですね。

そんな中、コロナウイルス対策で、本当に必死に働いてくれています。テレビで見るたびにどんどんやつれていく顔が物語っていますよね。

一方、寝てる人がほぼ同等の報酬というのは、やはりおかしいと思うわけです。


■ 47都道府中、一番報酬が低い都知事は小池都知事

更に報酬の低さに驚いたのが、小池都知事です。実は、47都道府県のなかで、最も報酬が低いのが、小池百合子東京都知事なんです。

東京都知事の報酬は、だいたい2900万円と決まっているんですが、彼女は受取額の50%を削減しています。驚異的ですよ。

PRESIDENT Onlineによると、彼女の受け取り額は年収1250万円とありました。これって、僕より少ないんですよ。なのに、東京都知事として、あれだけ頑張ってくれているんです。

なかなかできることではありません。


■ 政治も、実力社会であるべきだ

そして、今回の結論です。

何度も言いましたが、国会議員の中には、命を削って働いている人と、全然仕事をしていない人がいます。

この人達に対して、一律の報酬というのは、やっぱりおかしいと思います。政治も、実力社会であるべきです。

例えば、一定のベースを決めて、怠けている人は減給すべきです。一方、今回のように活躍している人達には、相応の報酬を差し上げるなど。これがあるべき姿なのではないか、と思うわけです。

今後、自体が収束した後には、そういった改革をして欲しいな、と思います。


■ まとめ

さて今回は、

国民の痛みに寄り添って、国会議員や知事は給料を返納すべきか? 
・既に、一律20%カットは決定している
・国会議員の中でも、仕事量の格差が激しい
・政治も実力社会であるべき

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

じゃあね!

大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n


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