【ギャップイヤー】高校卒業後に一年間放浪して感じたコト
はじめまして、1年半の夏休みを謳歌している濱田 茂音です。
本記事は、「1年間ギャップイヤーを過ごしたけど、気づきや学びを言語化してなかった!!」とふと思い立ち、殴り書きしたものです。終始伝わりづらい部分があるかもしれませんがご容赦ください。
(5分ぐらいで読み切れるかと思います)
簡単な自己紹介
濱田 茂音
米国インディアナ州のリベラルアーツ大学に進学予定。中学時代はゲーム中毒に陥り、寝ず食わずで1日16時間モニターと睨めっこ。高校に入学すると、面白い仲間やアントレプレナーシップの授業など、様々な刺激に揉まれ、米国大学へ行きたい!と受験を決心する。
そもそもギャップイヤーとは何か
なぜ大学に行くのを先延ばしにしたのか
高校卒業から2ヶ月後、「経験値集めの旅」という名目で大学のアドミッションに交渉をして、進学を1年先延ばしにしました。この選択に至ったのは、受験期に感じた違和感が大きく繋がっていると考えています。
振り返ると、海外の大学に行くと決心した高3の春から、怒涛のエッセイに追われる日々が続いていました。
どれだけ時間をかけても書けない…。幼少期から要領良く楽な道を見つけ、なんとなく周りから褒められてきた私にとって、受験期は、「いかに自分が空っぽで、ちっぽけで、何者でもないか」ということを辛いほど理解させられるきっかけとなりました。だからこそ、見たことのない世界を見たり、色々な人と仕事をして、新たな経験値集めをしたい。そんな思いからギャップイヤーを選択しました。
最高に生きている心地がする一年間
朝起きても、焦って制服に着替えないでいいんです。自分の好きなように予定を埋めていけるギャップイヤー期間の幕開け!
過去の原体験もあり、「教育が持つ生徒の人生を変えてしまうポテンシャル」に興味関心があったため、複数の教育関連企業で働き始めました。冗談のように聞こえますが、毎日ディズニーランドに行っている感覚でした。面白い人に囲まれながら、20校を超える学校を周り授業運営に携わらせていただいたり、「請求書ってどうやって作るんだよ!青色確定申告とは?」という駆け出し個人事業主の状態から、色々な組織のリブランディングを担当させていただきました。当初から求めていた経験値をまさに目に見える形で吸収している感覚でした。
その傍ら、新たな景色も見ることができました。人生で初めての海外旅行である3週間のオーストラリア旅、アジア諸国のリーダーが集まるマレーシアでのブートキャンプ、貯金残高を見て焦りながら過ごしたシンガポール1人旅。マリオでいうスター状態のように、何をしても無敵で楽しい時期が待っていました。
もちろん行き詰まっていた時も。ペイフォワードがしたかったのに、結局おんぶに抱っこされている自分の存在に気づいたり、がむしゃらにYESを言い続けてキャパオーバーしていたり。個人的には、ある方におすすめされた”Hell Yeah or No”という1冊の本が刺さりました。ざっくりと要約すると「まじでやりたいこと以外は、積極的に断れ」というもの。Hell Yeah or Noを意識して生活してみると、「自分がなぜその意思決定をするのか」の目的を明確化することができ、結果として自分の選択に責任と自信を持てるようになりました。こういった葛藤も教育機関から1歩離れてみたからこそ得られた産物だと思っています。
少し話が脱線しましたが、新しい人や環境に囲まれ、ワクワクする経験と、サブクエスト的に発生する悩みと向き合いながら、常に「生きている!」と実感することができた1年間でした。
振り返ってみて
ギャップイヤーを取る前、あまりにも楽しすぎて大学にも行きたくなくなったらどうしようという懸念があったのですが、実際に1年が過ぎた今、学術的な根拠のある知識や、教養の重要性を強く感じています。つまり、大学に行く理由が明確になり、もっと楽しみになった!!
加えて、もし仮にギャップイヤーを経験して「大学行かないのでも良いな」と感じたのであれば、その道に進んでも面白いなと思います。高校・大学・就職というライフイベントがシームレスにご用意されていますが、人生100年時代というなら、高校と大学の間に5年ぐらい余白があってもいいし、明日地球が終わるなら今自分がHell Yeahだと思うことに舵を切っても良いのではと。将来についてゆっくり考える時間があったからこそ気づけた大切なことなのかもしれません。
そして、これらの経験値をもとに、今新たなワクワクするプロジェクトを進めています。それもまたどこかで。
以上、初めての記事【ギャップイヤー】高校卒業後に一年間放浪して感じたコトでした。皆さんからのFBやご感想、お待ちしております。
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